インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
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第52話本場の恐ろしさ
前書き
暇です(←とうとう前書きで書くネタが思いつかなくなった
これは学校の行事で聖成達が京都に来て映画村行った次の日の出来事である
聖成は織斑先生と一緒にとある道場の目の前に立っていた
千冬「あの…先生…本当にするんですか?」
聖成「あたぼうよ!久々に来たからには本気の実力を試すにはこれしかねぇよ」
この2人何をしようとしているのかというと……、道場破りである
しかしそれ自体なら何も問題はないが…いやそもそも道場破りしようとしてる時点で問題だらけだが一番はどこに問題があるのかというと…
千冬「いや…だってここ…支部じゃないですか…」
聖成「だからこそするんだよ、おまけに本来はおやっさんの仕事なのに京都行くついでにやって来いって仕事押し付けられたし…」
千冬「師範らしいといえば師範らしいですけど…」
なんと破ろうとしているのが外川家の扱う剣術である地獄焔火流の道場の京都支部であった
簡単に話すと自分の道場の支部を道場破りしようとしているのである
千冬「いや、じゃぁなんで私を呼んだんですか…一応教員の仕事も残ってますし…」
聖成「いいじゃん別に…、それに許可は一応取ってあるから大丈夫!」
千冬「は、はあ…」
聖成のこんな所を困惑している千冬ではあるが心の中では…
千冬(せ、先生と2人きり…お、落ち着け…落ち着くんだ私!)
と言った感じである、世界最強とはいったいなんだったんだろう
2人はそのまま扉の前に行き、その扉を勢いよく開け道場破りのテンプレなセリフ
聖成「たのもー!!!」
を言いながら中な入っていった
中では稽古をしている生徒が何人かおるがみんな聖成の方を見ている
生徒1「なんだあんた?」
聖成「師範代を連れてこい!道場破りだ!」
生徒1「道場破りだぁ?今時そんなことする奴がいるのか?全く、こっちも忙しいんだ帰った帰った!」
なんと厄介払い晒そうである、しかしそんなことで引く聖成ではない
聖成「いや!師範代を出すまで俺は帰らん!」
生徒1「はぁ!?」
聖成「無理にでも帰らせたいなら勝負だ」
生徒1「っ!?いい度胸じゃねぇか?」
聖成「んー…、でも1人相手かぁ…他の奴らもまとめてかかってこい…」
生徒1「んだと?言ったな?後悔しても知らないぞ!?」
生徒2「流石にそれは聞き捨てなりませんからね…」
生徒3「なんかコケにされた気分だなぁ…やったやろうじゃねぇか!!」
なんとその場にいた生徒十数名が集まってきて聖成を囲んだ
聖成は木刀すら持っていなかったが…
千冬「先生!これ!」
聖成「ん?ありがとよ!」
千冬「は、はい!(や、やったぁ…先生に褒められた…)」
千冬が持っていた木刀を聖成が受け取りそれを構えた
聖成「ほらどうした?かかってこいよ」
生徒1「この野郎〜!まとめてかかれ!」
その場にいた生徒全員で聖成に攻め込み始めるが聖成にとってはほぼ止まって見えてるようなもの全ての太刀筋を避けている
聖成「はぁ…やはりこんかものだったかぁ…」
木刀を持ちやすいように再び構えて
聖成「地獄焔火流一刀流参の型、紅!」
生徒全員「「「「「えっ?ごはぁっ!」」」」」
その瞬間周りにいた生徒がまとめて吹き飛ばされた、範囲攻撃型の奥義であったのであろう
同時にその場の生徒全員が気絶した
聖成「ありゃ?やりすぎたか?」
千冬「普通に考えてやり過ぎです…」
聖成「ちぇ〜…全くこれならあなたでも勝てましたよ」
千冬「は、はぁ…」
たあいない話をしていると奥の方から袴姿の人物が出てきた
???「っ!?なんなのこれはっ!?って次期当syいったぁ!」
聖成「後継になる気はねぇって言ってんだろ!!!」
思いっきり木刀を投げつけたのであった
???「いたたたっ…」
聖成「全く…なっておりませんな…。これじゃぁ俺の生徒の方がまだ優秀な方ですよ…」
???「それはあなたの鍛え方がおかしいだけでそりゃぁ世界最強も生み出せるわけですよ…」
この人物はというと外川 桜(とがわ さくら)といい外川家の中で唯一の女性の師範代である
生徒1「まさか…歴代最強と言われてる聖成さんとは知らずにすんませんした!」
他の生徒「「「「すんませんした!」」」」
聖成「いいよいいよ!むしろ謝るのはこっちだよ!こんな手荒な実力調べなんかしちゃったんだから!」
まさかのまとめて生徒全員からの謝罪を受ける始末であった
千冬「桜師範、ご無沙汰ぶりです」
桜「あっ、千冬ちゃん!こんなかしこまらなくていいって歳近いんだし」
千冬「いやでも一応道場としての立場がありますから」
聖成「そうですよ〜、それにいつもなら出席簿で叩いてくるじゃないですかぁ〜」
千冬「その話はやめてくださいっ!!」
本人はどうやらその話を出して欲しくないようで顔を真っ赤にしてその場で埋まっている
桜「あららら…世界最強とはなんのことなのやら…」
千冬「あ、あれは表向き世間が言ってるだけで私なんて先生の足元にも及びませんよ!!」
聖成「あやや…まぁからかうのはこの辺でやめておくとするか…、よしっ!テメェら!そこに並べ!」
生徒+千冬「「「「「は、はいっ!?」」」」」
京都支部の生徒となぜか織斑先生が並んだ
聖成「……千冬、お前は並ばなくていい、ここまで付き合ってくれたし休んでろ」
千冬「は、はいっ!先生!」
織斑先生はその場から離れて桜の方がいる方へと向かった
聖成「今回は特別に俺が稽古をつけてやる!そんな生半可な太刀筋では相手に隙を与えてるのと同じだったからな!」
生徒「「「「は、はいっ!」」」」(((((さっきまでの雰囲気で大違いなんだがぁ〜〜!?)))))
夕方
聖成「よしっと、戻りますか」
学園の方で用意した宿泊所へ帰る準備をしていた
桜「こりゃぁ、うちもまだ扱きが足りなかったかぁ…。もうちょい厳しくしていかないとなぁ」
聖成の指導を見たせいか少し指導の仕方を改めようとしている桜
生徒「「「「「ご、ご指導ありがとうございましたっ!」」」」」
至る所にあざやら傷だらけの生徒多数に見届けられながら
聖成「おうよっ!まぁ今度また来る機会があったら残りの半分のメニューの稽古もつけてやるか」
生徒(((((あれでまだ残り半分があるだとっ!?)))))
最後に桜が織斑先生の所へ行き耳元で
桜「それで聖成君とは進展はあったの?」
千冬「っ!?////い、いやそのぉ…先生自身に既に恋人がいると言いますか…そのぉえっと…//////」
桜「なるほど、まだ諦めてはいないんだ…よかったよかった。うちはいつでも応援してるからね!」
千冬「あ、ありがとうございます…//////」
桜は織斑先生が聖成のことを好きなのを知っているためその恋路を応援する側なのであった
こうして2人の京都デート(?)は幕を閉じた
後書き
果たして今回のはデート回というのだろうか…思いっきり熱血少年漫画になったいたが…
次回第53話悲劇再び
聖成「予告になってねぇ…」
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