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ソードアート・オンライン∼もう一人の英雄∼

作者:狼 アサ
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アインクラット編
  一話 プロローグ

 
前書き
 ソードアート・オンラインの二次創作です。
よろしくお願いします。 

 
僕は小さい頃から『英雄』に憧れた。なりたかった。
その夢は今も変わらない。
だから、世界初のVRMMORPG(仮想現実大規模オンラインロールプレイングゲーム)『ソードアートオンライン(SAO)』が発売され、手に入れられた時、僕は凄いラッキーだと思っていた。
ただ、この時は思いもしなかった。まさかあんなことになるなんて…
始めてから何時間か経過した頃。コツも掴んでソードスキルもうまく出せるようになってきていた。
現実(リアル)でもいい時間だったためログアウトしようと思った。でも…
ログアウトボタンはどこにも無かった。(・・・・・・・・・・・・・・・・・)
そこからが地獄絵図だった。現実の姿に戻ってしまったり、またここで死ぬ=現実世界での死とSAOプログラマーの茅場明彦は言った。そして、このゲームをクリアする方法は…





アインクラット…すなわちこの城の第百層のラスボスを倒すことだと。
この言葉を聞いた瞬間僕は絶望にくれていた。
現実世界でも自分に絶望し、ようやく逃げて来たSAO(この世界)でも結局同じだった。
でも、そんな僕を救ってくれたのが彼女だった。
……その彼女と出会ってもう二年。
攻略はもう74階層まで進んでいた。あと26層。
「もう二年か…早いなぁ」
嫌なこともあったし嬉しい事もあった。でも僕はこの二年間を決して忘れないだろうな…
しんみりしているとこんこんと優しいいつもの音がした。
ドアに向かって僕は
「ちょっと待って。アク。すぐ行くから!」
「……早くしてね。ロア」
そう。この世界での僕の名はロア。そして、僕を救ってくれたのがこの《月影(ゲツエイ)王女(プリンセス)》アクだ。
そして僕は……









僕は《騎士(ナイト)》のロアだ! 
 

 
後書き
 はい。プロローグなので、簡単に終わってしまいました。短くてすみません(*- -)(*_ _)ペコリ
これは、面白半分で書いたものなので、更新が遅くなると思います。
自分のもう一つのオリジナルの話。『銃弾の幻想歌』の方も読んでいただけたら嬉しいです。
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