| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

隠匿冒険者の平凡記

作者:浅日 野空
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

二年間で学んだこと

 
前書き
初投稿以降の毎日投稿一本目です。
これからもよろしくお願いします。 

 
転生してから早二年経った。
この世界の名前はワーロディアと言って
今俺がいる国はキシスター王国と言う国らしい。
隣国は二つあり、一つは協定を結んでいるビジェスト帝国。そしてもう一つは、
対立しているタバキル魔国がある。

魔法が使える人間は世界の四割から五割という少なさだというので、最初はビックリした。
この世界で魔法が使えない者は、冒険者か騎士か魔道具を用いた平民かどちらかになり、この国では魔法が使える者が上の位、要するに地位が高いのだ。よって魔法を使えない者を見下したりする愚か者も居ると父さんから聞いた。

うちの家族では、母以外魔法が使えるという凄い家族なのである。父さんは人を守ることこそが人の最大の長所だ、と日々言ってる程優しいのだ。
この様に魔法を使える者が使えない者を守る、と考える人は少ないらしい。
俺は正直悲しかったなと思ったことを覚えている。

(さて、明日でこの家から出ると考えると悲しくなるな。)

この世界では15歳で大人扱いになるので
明日は俺の15歳になる誕生日。
15歳になったら冒険者になると毎日父さんに言っていたので、家族皆知っている。

そして、夜が明けた。
 
 

 
後書き
評価・ブックマークお願いします。 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧