おぢばにおかえり
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第五十七話 卒業式その四十二
「そういうのもね」
「全部なのね」
「取っていられるもの取っていたら」
私が思うにです。
「それが将来生きるかも知れないから」
「だからなのね」
「取っておきたいの」
「それじゃあ大学では勉強も頑張るのね」
「ええ、そのつもりよ」
「千里はいつも勉強も頑張るわね」
「最低限って思ってるけれど」
それで子供の頃から予習や復習は一応してきています。
「そのせいか成績はね」
「いつもそんなに悪くないわね」
「それで天理高校にも入学出来たし」
それにです。
「それでね」
「天理大学にも入学出来たわね」
「そうなったから」
「努力を続けるのね」
「逆に何かしていないと」
私の場合はです。
「辛いっていうか」
「手持ちぶたさになるのね」
「そういうのが一番ね」
私にとってはです。
「駄目なのよ」
「休めないタイプってことね」
「そうかも。休むとしたら」
そうした時はです。
「寝るわね」
「ぼーーーっとするよりはよね」
「もう寝てね」
そうしてです。
「じっくり休むわ」
「そうするわね」
「もう普通に身体休めるなら」
それならです。
「寝るのが一番だし」
「寝ることは好きよね」
「大好きよ。毎日じっくり寝ないと」
私の場合はこのこともあります。
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