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『Delusion』

作者:零那
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『Wing』



いつかのその日が来るか賭けてみようか。その頃には忘れてるのだろうか。

美しい思い出のまんま散ってくのか、美しさを汚すことになるのか。

目をつむって見ないフリ、耳を塞いで聞こえないフリ。何でも無いよと笑顔貼り付ける。もう慣れてる、理不尽なことはズット向き合ってきたから。

そのうち翼拡げて飛び立ってみようか。でも、切り落とされてたら...拡がらなかったら...なんて考えたり。

でもそろそろ誰か連れ出してくれるよね?ホント限界なんだって解る?呼んでみても誰も見向きもしないから1人で遠く迄行こうかな...なんて...


 
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