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『毒蛇』

作者:零那
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『底』



君の背中にあるもの、僕も少ししょって良いかな?
遠慮ぎみな君の、力強い声に心が温かくなった。

ほんの少しだって誰にもしょえないよ。
此れは僕がしょってくべきものだから。

でも、もし君さえ良かったら手を繋いでくれないかな?
此処は真っ暗で何も見えないから...

深い深い闇に堕ちたみたい。
けれど君は何故此処に迷い込んだの?


 
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