ヘタリア学園
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第二百八十五話 間違えられても
第二百八十五話 間違えられても
「あっ、おいアメリカ」
イギリスが学校の中でアメリカを見つけて声をかけます。
「今度の会議のことだけれどな」
「あっ、イギリスさんこんにちは」
まず声が違いました。
「僕は違いますよ」
「えっ!?あれっ」
イギリスはその声を聞いて誰かと思い困った顔になります。
「アメリカじゃねえな。誰だったっけ」
「何度目なんですか。ですから僕はカナ・・・・・・」
彼もまた困った顔で言おうとします。けれどここでフランスがたまたまやって来て。
「おい、そいつは確か・・・・・・カナダだぞ」
「ああ、そうか」
覚えていないイギリスなのでした。
「そうだったな、そういえば悪い悪い」
「頼みますからいい加減覚えて下さいね」
「まあ俺似のサラサラヘアー以外で見分けつかないしな。仕方ないさ」
「何だと!」
もうカナダを放置して自分達の喧嘩をはじめています。
「俺がぼさぼさ頭みてえじゃねえかよ!」
「そうだろ!御前は身体中パンクじゃねえか!」
「何ィ!?」
(どいつもこいつも好き勝手言いやがって。しかも放置して)
今喧嘩している二人を見て内心歯軋りするカナダです。
(そりゃ確かに僕は目立たないさ。けれど今日こそ言うぞ)
「ですよね、あはは」
「いやカナダ本当に御免な」
「いいですよ、別に」
結局言い返せないカナダでありました。そんなこんなで彼はいつも生きています。
第二百八十五話 完
2008・8・20
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