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新ヘタリア学園

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第二百七話  それでも出た

第二百七話  それでも出た
 ドイツ、プロイセン、イギリスは泥酔してそうそうなことでは平気な位感覚を麻痺させてからフランスの携帯を確認しました。
 するとです、爆発こそ起きず灰にもなりませんでしたがお顔の七つの穴から血を出してしまいました。
 その状態でドイツは言いました。
「こんなことがあるのか」
「斜め上って言っても酷過ぎるだろ」
 プロイセンもこう言うしかないです。
「どうやったらこんなことが出来るんだよ」
「俺の言った通りだったろ」
 イギリスは七つの穴から血を出した状態で二国に言いました。
「あいつのやることはこうなんだよ」
「しかしお前もここまでとは想像していなかったな」
「何処の誰がミシェランを訴えるんだ?」
「もっと星を貰えるべきだとな」
「ったくよ、こんなことよく出来たな」
 こうも言うイギリスでした。
「ロナウドさんの刑事告訴も酷かったけれどな」
「そりゃこんなの見たらフランスもこうなるな」
 プロイセンは今も灰になっているフランスを見ました。
「委員長の国民はある意味粒揃い過ぎるだろ」
「全くだな」
 ドイツは血を拭きながら応えました、そしてイギリスはあの三国を呼び出しました。


第二百七話   完


                  2019・12・24
 
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