しおりが登録されていません

 | 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二百四話  常に書かれていた

第二百四話  常に書かれていた
 フランスはその恨のミシェランを読みつつ妹さんに言いました。
「一緒に取材してたコラムリストさんもな」
「面白い方ですのね」
「ああ、色々書いてる人なんだよ」
「どうも作中では」
 妹さんが見るにです。
「髪の毛やお酒の話ばかりで」
「いつも飲んでるってな」
「物凄い書かれ方ですが」
「特に競馬の時はすげえな」
 人生の終着駅とまで言われています。
「ここまでってな」
「頭頂部の毛を抜かれたり」
「これはちょっとねえな」
「恐ろしい折檻ですね」
「ああ、けれどこの作品読んでるとな」
「この方にも親しみを持てますわね」
「不思議とな、この人他の漫画にも出ててな」
 この女性漫画家さんのです。
「禿げ酔っ払いとか言われて麻雀で散々金取られてたよ」
「それも酷いですね」
「けれど親しみ持てるな」
 読んでいてというのです、今で言うとかなりディスられていますがそこに愛情があるということでしょうか。


第二百四話   完


                 2019・12・22 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧