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新ヘタリア学園

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第百七十八話  愛新覚羅

第百七十八話  愛新覚羅
 アメリカは清王朝に人について思うのでした。
「凄い苗字だな」
「どうしたんだい?」
 そのアメリカに妹さんが尋ねます。
「一体」
「いや、中国の清王朝の皇族の人達の姓のことを考えていたんだ」
「ああ、愛新覚羅だね」
「中国の苗字じゃないな」
「漢民族の姓じゃないね」
「完全に満州民族の苗字だな」
 こう言うのでした。
「中国では苗字は大抵一文字だからな」
「李さんとか王さんとかね」
「司馬や諸葛は少ないぞ」
 三国志では有名でもです。
「非常に」
「そうなんだよね」
「それが四文字だ」
 漢字ではそうなります。
「だから余計に目立つな」
「元々中国語じゃなくて満州語使ってたしね」
 文字もそうでした、清の皇族の名前は漢字にして四文字で本当に目立つものでありました。愛新覚羅というそれは。


第百七十八話   完


                 2019・12・9
  
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