伝説となった狩人達
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二十人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
五話
きっかけはな。
あの子が孫をナンパしたんじゃ。
ふぉ…
面白いじゃろ?
しかし出会った時からのう、孫は一年も生きられない体じゃった…
ええ女や…
わしと飯でもいかんか?
あんたも暇潰しになるけん、ええじゃろ?
いつも、女の人たくさん連れてる人だね。
はは…
私でいいの?
よかよ!
飯でも付き合ってくれんね?
いいけど…
がっかりすると思うよ?
何がじゃ…?
私…
一年も生きられないから…
あの子はな。
その一言で孫に惚れたんじゃ。
変わった男と言えば変わっとるのう…
昔と変わらず、女の子達と遊んでくればいいのに…
何でそんな事言うんかの…
付き合っとるのに…
私は、いつも楽しそうなあなたが好きだから…
わしは今が一番楽しいけん。
馬鹿じゃの…
あの子はな。
付き合ってから酒場には一切行かなかった。
孫はそれが自分のせいな気がしてのう。
私は、あの人の自由を奪ってると…
いつも歎いておった…
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