インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
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第45話目には目を…悪戯には悪戯を…
前書き
大変お待たせいたしました
突如専用機持ち一行は生徒会の企画により修学旅行の視察へと駆り出されていた
聖成「全く…、会長もひでぇなぁ…」
楯無「あら、いいじゃない?最近はなんだかんだでいそがしかったじゃない?ちょっとした息抜きも兼ねてるのよ?」
聖成「いやそうかもしれませんけどねぇ…」
今現在、聖成は楯無と話をしているのだが…
聖成「なんでこうなってるんですか!?」
楯無「えぇ〜、いいじゃない?たまには」
なんと聖成は新幹線車内の座席にて膝枕をされている
しかもそれをシャルロットがハイライトのない目で聖成のことをガン見している
シャル「へぇ〜…、そんなに楯無さんの膝がいいの?」
聖成「いや待て、シャル?どう見ても俺は拒んでいるよね!?」
なんか修羅場とかしていた
シャルル「聖成もある意味たらしだよね〜」
聖成「おいシャルル?それはどういうことだ」
??「まんま今の通りのことっすよ」
??「そうだぜ?ほんと見たまんまだな」
聖成と楯無の席の隣から見慣れぬ生徒の声がするが
聖成「サファイア先輩、ケイシー先輩見た目で判断するのだけは勘弁してください…」
片方は黒髪で三つ編みの少女はフォルテ・サファイア、楯無と同じで2年生
もう片方の金髪でポニーテイルの少女はダリル・ケイシー、彼女は3年生
フォルテ「学園祭で女装して普通にしていた人に言われてもっすねぇ」
聖成「やめてください…、あの黒歴史は誰にもバレずに墓場まで持って行くつもりなので掘り返さないでください…」
ダリル「そうか?オレはかなり可愛かったと思うぞ?」
聖成「ぐはぁっ!」
聖成のライフがゼロになったようだ
シャル「先輩方、聖成をからかうのその辺に…、かなり打たれ弱いところもありますから…」
楯無「よしよし、姉さんの膝で回復しなさいな」
ダメージ(精神)を負った聖成の頭を楯無がさするがそれを見たシャルロットは
シャル「あっ、やっぱ続けてどうぞ」
聖成「待ってシャル!それはないって!」
シャルの発言に聖成が飛び起きシャルを止めようとする
フォルテ「だったら織斑一夏をからかってくるっす」
聖成「それなら遠慮なくどうぞ」
シャルル「聖成もかなり慈悲ってもんがないよね…」
フォルテが一夏の方へ行き、少しからかいに行った
その方法は一夏に対して飲み物をあげるがなぜか中身が出てこない
一夏「いやぁかなりキンキンに冷えてますね!って凍ってんじゃねぇか!」
フォルテ「にっししっ、引っかかったっすね!」
聖成「ふむふむ…ISのアビリティで缶の中身を凍らせたのか…」
遠くから聖成がフォルテのやったことを解析をして
聖成もフォルテの飲み物を触り同じことをした
聖成「なるほどこういうことか…」
ダリル「お前かなり鬼だな…」
一夏をからかってきたフォルテが自分の飲み物をにとって飲むと
フォルテ「熱っ!えっ!なんでこんなに熱いんすか!?ダリルっすか!?ダリルがやったっすか!?」
ダリル「オレじゃねぇよ!そこのガキだよ!」
ダリルは聖成のことを指差す
フォルテ「やりやがったすね!覚えてろっすよ!」
聖成「いやぁ〜…つい、周りを凍らせて中身だけ加熱したらどうなるかと思いましてね?サファイア先輩の発言からすると…ケイシー先輩の能力は加熱系ってことですか?」
ダリル「えっ?あぁ…そうだ、オレのヘルバウンドは熱で、フォルテのコールド・ブラッドは冷気だな。それでオレたちはタッグを組む時その2つを合わせてイージスっていう防御結界が作れてな…」
フォルテ「ストップっす!それ以上のネタバレはだめっすよ!」
聖成「熱と冷気…、こいつらみたいだな…」
聖成は小声で呟き腰についている左右の刀に手を置いた
零騎士は絶対零度、タジャドルは獄炎というアビリティを持っている
どちらも聖成の感情によりその威力が変わり、そして聖成の持っているISの中で矛盾の象徴である
絶対零度は炎を凍らすほどの氷を出す、それとは逆に獄炎はその氷を溶かしたので矛盾をしている
ちなみに福音のアビリティは閃光といい、おそらく世界中の中で唯一零騎士と同等のスピードを出せるアビリティである
聖成「さて…、少し情報整理でもしますか…」
聖成はそう言い自分の荷物からPCを取り出していじり始めた
シャルル「へぇ〜、ジクウドライバーの設計図なんて作ってるんだ?」
聖成「んっ?あぁ、いつアナザーヒーローが現れるかわからないからなその対策をしておかないと俺も前回同様に何もできずに倒されるだけだからな」
シャルル「それもそうか、それでそっちのドライバーのデータはまだ見せてなかった気がするけど?」
聖成のいじっているPCに表示されているものについてシャルルは1つだけ指摘をした
それは黒色をベースに右側に黄緑色のパーツがくっついており、ベルトの中心にはデスプレイ表示されるようなところがあった
聖成「前回調べさせてもらった時に何故かこれだけ設計図のままで入ってたからそのままこっちに入れてみた。これってどんなベルトなんだ?」
シャルル「それはビヨンドライバー、仮面ライダーウォズが使用する特殊なベルトなんだよ」
聖成「へぇ〜、そんなものが未来にはあるんだな…」
聖成はそのあとは京都に着くまでシャルルから未来にある技術の話や仮面ライダーなどの話をずっと聞いたり質問をしていた
後書き
無事に京都に着いた聖成一行、任務があるまで各自京都内を満喫している
しかしその裏で動く今回のターゲット亡命国家
果たして何が起こるやら
次回第46話「探索」
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