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ヘタリア学園

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第七千九百六十四話  後で読む

第七千九百六十四話  後で読む
 フランスは日本の古本屋に行ってそこで同行しているモナコに言いました。
「予言の本面白いからな」
「どう面白いのだ」
「数年前の予言の本買うだろ」
 そうすると、というのです。
「全然当たってないんだよ」
「外れてばかりか」
「絶対に当たるって書いてるのがな」
 それがというのです。
「それでもっと言えばな」
「まだあるのか」
「基本そうした本は一九九九年までなんだよ」
「その年以降はか」
「めっきりなくなってるんだよ」
「面白い現象だな」
「俺のところにいたノストラダムスさんのせいでな」
「日本では物凄い有名人だな」
「その人の予言が一九九九年に滅亡するってあってな」
「それ以降はか」
「少ないんだよ」
「そしてこの漫画もだな」 
 モナコもあの予言漫画を手に取りました、開くと眼鏡をかけた狂人ではなく編集者が見開きで思い切り喚くいえ主張していました。


第七千九百六十四話   完


                   2019・8・24 
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