| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千九百五十三話  振り返ると

第七千九百五十三話  振り返ると
 中国は曹操さんに言いました。
「思えば曹操さんから三代だったあるな」
「魏の歴史はな」
「そういえば魏は統一していないな」
 アメリカも中国と曹操さんのお話を聞いて言います。
「晋が統一したな」
「そうだ、余がこの世を去った後でな」
 曹操さんはアメリカにもお話します。
「晋が統一した」
「三国のどの国も統一出来なかったな」
「そうしたこともありますね」
 日本は曹操さんのお話を聞いてこう言いました。
「私のところでもありましたし」
「そういえば貴殿の戦国時代は」
「信長さんが倒れられて」
 日本は曹操さんにその戦国時代のお話をしました。
「秀吉さんもです」
「跡継ぎが子供でだな」
「それで家康さんとなりました」
「魏も幼帝の時に終わった」
 四代皇帝の時にです。
 曹操さんは確かに凄かったですがこの人の国は中国を統一出来ませんでした、歴史の皮肉と言うべきでしょうか。


第七千九百五十三話   完


                     2019・8・19
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧