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ヘタリア学園

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第七千八百四十話  かつてのカラーで

第七千八百四十話  かつてのカラーで
「駄目よ!」
「何っ、川に潜っては駄目なのか!」
「行方不明者や遺体の捜索は!」
「英雄作る気はないのよ!」
 ハンガリーは韓国の救助隊の人達に凄い気迫で告げました。
「だから入ったら駄目よ!」
「入らせろ!」
「そして探させろ!」
「あんた達まで遭難するわよ!」 
 こうなることが目に見えているからです。
「だから絶対に入ったら駄目!」
「我々はその為に来たんだぞ!」
「入らせろ!」
「勝手に来たんでしょ!」
 まさにその通りでした。
「入って何があっても知らないわよ!」
「くっ、強い」
「何だこの強さは」
「あのハンガリーちゃんがここまで言うって」
 ウクライナはわかっていました。
「戦争の時位なのに」
「入ることは許さないわよ!」
 こう言ってハンガリーは韓国の救助隊の人達を川に入れませんでした、そうして自分で船を引き揚げるのでした。


第七千八百四十話   完


                 2019・6・22 
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