ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ
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『ルイズが召喚したのが、イシツブテだったら?』
前書き
今回は、イシツブテ(→ゴローン→ゴローニャ)。
ポケモンwiki、メッチャ助かる。
ふぁあ…っとあくびをしながら、朝起きたルイズがベットから降りて歩こうとしたとき、硬い何かにつまずいた。
寝起きでトロくなっていたため、思いっきり顔面からこけた。
ルイズがつまずいたソレは、40センチくらいある岩の塊だ。
否、ソレは、生き物だった。昨日ルイズが召喚した使い魔だ。
ルイズがこけた後、岩の塊だった体から二本の腕を出して、ルイズを介抱した。その体は、まさに岩の塊と言っていい作りで、胴体であり、顔がある丸めの体には足はない。たくましい腕と手で移動する。
その日から朝はルイズがこけない位置で寝るようになった。見かけのゴツさに似合わず頭は良いらしい。
ルイズが歩けば、後ろをついてくる。コントラクトサーヴァントの儀式の成功による、ルーンの従属性が十分働いているらしい。
召喚した当初は、ただの岩の塊が召喚されたと思ってガッカリしたし、他の生徒達には馬鹿にされるしで散々だったが、コントラクトサーヴァントの儀式を行った際にその正体を現わし、ルイズだけじゃなく他の者達を驚かせた。
従順なのはいいが、食堂の中には使い魔は入っちゃいけないので外で待たせていた。そして食事が終わってから外に出ると、石の生き物を持ち上げているメイドがいた。
何してるの?っと聞くと、メイドは慌てた様子で、つい懐かしくて!っと言った。
懐かしい?。つまり知っているということだ。ルイズの使い魔だと知らずに申し訳ありませんっと謝り倒してくるので、許し、その代わり知っていることを教えてくれと聞いてみると、この石の生き物の名は、イシツブテ。
シエスタというこのメイドの故郷では珍しくないそこら中にいる生き物で、石に擬態しているそうだが、丸くて持ちやすいため、故郷のタルブ村ではイシツブテ合戦なる投げ合いの祭りをしているそうだ。
そんなことしていいのか?っと聞くと、イシツブテは、その頑丈さを売りにしており、仲間と互いにぶつかり合って頑丈さを確かめ合うという習性もあるそうなので、そんなことされても受け入れてくれているそうだ。
ただ、タルブの外では全然いないので、当初はビックリしたとシエスタは話した。
他に詳しく聞いてみると、イシツブテは、成長する特性があり、ゴローン、そしてゴローニャという形態になるそうだ。だがゴローンは希に見られても、ゴローニャは中々いないという。
あと、長生きしているイシツブテほど、角が取れて丸くなるそうなので、ルイズのイシツブテは、まだまだ若いっとシエスタは見ていた。
ずいぶんと詳しいのねっと聞くと、亡くなった曾祖父の知恵だと言った。
そういえば、曾祖父がタルブに住んでからイシツブテがタルブ近隣に住み着き始めたと、思い出したように言った。
彼女の曾祖父がどこからか連れてきたという説もあるっぽいが、ルイズは別に問題視しなかった。
その後、イシツブテに少々詳しいため、好きな木の実をあげるなどしてシエスタにもイシツブテは、懐き、シエスタがギーシュに難癖付けられていた際には助けに入り、決闘沙汰に。
そしてギーシュの自慢のワルキューレをその石で出来た腕で掴んでギーシュに向かって投げつけて撃退していた。
土くれのフーケの盗難事件では、巨大な土のゴーレムを、その小ささからは想像もできない腕力で地面をたたき割り、地割れを作って落としたりして大活躍。
アルビオンでは、ウェールズを殺して本性を現わしたワルドに怒り、ゴローンに進化した。その体質ゆえに、風の系統魔法最強のライトニング・クラウドが効かず、一瞬焦ったワルドを捕まえ、たこ殴りにして撃破。それでは怒りが治まらないのか、アルビオンにも大量生息していたイシツブテや、ゴローン達に呼びかけ、レコン・キスタ軍の大軍相手に戦い、なんと勝利してしまったりした。
アルビオンでの活躍は、すぐに知られ、一旦ルイズの手を離れてトリスティンを盛り上げるために祭り上げられるなどしてあちこち引っ張りだこになったりした。
その後、ルイズの元へ帰ってきたゴローンは、ゴローニャに進化したのだった。
硬くて、ゴツくて、ちっとも美しくなんかない。けれど、誰よりも頼りになる強い使い魔に、ルイズは満足していた。
後書き
なんか、他のポケモンネタに似てるかな?
極力、被らないように書こうと思ってるんですが。
ゴローニャに進化したのは、ルイズから離れてアンリエッタ達のところで一時的にいたからですね。
それにしても、20キロあるイシツブテを投げ合うって…、どんだけ怪力な人達がやるんだろ?
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