ヘタリア学園
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第七千八百話 古城にも風情が
第七千八百話 古城にも風情が
日本はドイツと一緒に船でライン川を進みつつそこにある古城達を眺めながらドイツに言いました。
「美しい風景ですね」
「日本もそう思うな」
「はい、心から」
こうドイツに答えます。
「実に素晴らしいです」
「そしてこのライン川がな」
ドイツはあるものを出しながら日本にさらにお話します。
「これを生み出した」
「ワイン、モーゼルワインですね」
「そうだ、このワインもな」
「ライン川の水の日光の反射が葡萄を育てて」
「このワインを生み出した」
「そして今からですね」
「いつもはビールだが」
見ればチーズや燻製が出ています。
「今日はだ」
「はい、モーゼルワインで乾杯ですね」
「そうしないか」
「それでは」
日本はドイツに微笑んで頷きました、そうしてそのモーゼルワインを飲みながらライン川の景色を楽しむのでした。
第七千八百話 完
2019・6・2
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