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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百六十九話 英雄集結その十二

 戦車達に向かう、だがその戦車達もだった。
 前に宮沢や梶井が来た、そして彼等に言われた。
「援護しますね」
「任せて欲しいな」
「お願いします、戦車も戦車だけですと」
 みほが二人にハッチを開けて顔を出して応えた。
「戦力として限界があります」
「あっ、そういえば」
 宮沢はみほの今の言葉に左手の平を右手を拳にして叩いて言った。
「僕も戦車に近付けば」
「そうすれば攻撃出来ますね」
「前に持ち上げました」
「普通そんなの出来ないわよ」
 車内で話を聞いた沙織が述べた。
「あの時賢治君とんでもない速さで戦車に接近したし」
「お腹が空いていたので」
「それでも凄いわね」
「しかしそれ位のことは出来る人達が多いね」
 梶井も沙織に話した。
「そうだね」
「言われてみればそうですが」
「うん、だからね」
「賢治君もですか」
「普通じゃないかな、私にしても」
「檸檬の爆弾を出せるので」
「戦車を攻撃出来るのさ」
 それが可能だというのだ。
「そしてそう考えるとだね」
「はい、戦車だけでの戦闘は危険です」
 みほは梶井にも答えた。
「戦力に限りがあるので」
「だからだね」
「援護の人達がいてくれますと」
「有り難いね」
「非常に」
「なら君達は砲撃と銃撃に専念して」
 梶井はゴーグルの奥の目を光らせてみほに話した。
「周りは私達に任せるんだ」
「戦えばいいのなら」
 宮沢は何処からか出したとてつもない大きさの岩石を両手で頭上に高々と掲げてそのうえで言った。
「やらせてもらいますね」
「君の異能力も凄いね」
 唖然としてだ、今言ったのはウィンタープリズンだった。
「魔法少女にもなれるよ」
「僕男ですよ」
「性別が女の子だとね」
「はい、ですが頼りになります」
 ウィンタープリズンといつも一緒にいるシスターナナの言葉だ。
「その異能力が今は」
「それはそうだね、ではね」
「はい、私達もです」
「訓練に入ろう」
 こう話してだった、宮沢達も戦車や魔法少女達と共に訓練に参加していった。訓練はこの時も実戦と変わらなかった。
 そしてその訓練の後でだ、戦士は食事を摂るが。
 ラーメンを食べつつだ、紅葉はこんなことを言った。
「やはりヨコハマのラーメンは美味いのう」
「そうだよね」
 紅葉にネロが応えた。
「僕達も横浜にいるけれどね」
「世界は違えどじゃな」
「やっぱりラーメンは美味しいよ」
「中華街があるからのう」
「隣に横浜スタジアムがあるね」
「横浜の中華街は大きいわよね」
 あかりがこのことを話した。
「長崎の中華街よりも」
「日本で一番大きな中華街だから」
 エルキュールがあかりに話した、勿論この二人もラーメンを食べている。ラーメン以外にも水餃子や点心、八宝菜や麻婆豆腐、炒飯と色々な中華料理がある。 
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