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ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ

作者:蜜柑ブタ
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『ルイズが召喚したのが、スリープだったら?』

 
前書き
今回は、スリープ。

スリープ無双かも。 

 


 その生き物は、なんともいやらしいような目をしていると、ルイズは最初の頃思っていた。

 しかし、その生き物を使い魔にしてからというもの、悪夢にうなされることがなくなった。

 しかし一方で目が覚めたときに、どんな夢も思い出せなくなった。

 スッキリと眠れるようなったおかげか、顔色が良くなったと言われるようなった。

 ある日、使い魔を連れて歩いていると、スリープだ!っという驚いている声が聞こえた。

 その声の主は、シエスタというメイドだった。

 知っているのかと聞くと、タルブ村の近隣で希に見られる生物で、夢を食べる言われているそうだ。

 それを聞いて、ギョッとしたルイズが、スリープを見ると、スリープがちょっとニヤッと笑った気がした。

 なるほど……、最近目覚めても夢を覚えてないのは、コイツに食べられていたからか…っと納得できた。

 シエスタは、スリープの夢喰いが貴族(メイジ)にとって、ダメージがデカいだろうから気をつけた方が良いと忠告してくれた。




 ルイズの知らぬところで、ある変化が起こっていた。

 ロングビルという名で、学院の秘書として潜入していた土くれのフーケだが、ルイズがスリープを召喚してからを境に、自分が土くれのフーケで、そして宝を盗みに入ったことを忘れて、ロングビルのまま過ごしていた。




 その後、アルビオンでのクーデーターの最中、ルイズがアンリエッタの命を受けて手紙を送り、そしてウェールズに送った手紙を敵に知られないよう取り戻すことになった際に同行したワルドだったが、港町での一夜して、自分がレコン・キスタと繋がっていて、そして手紙を奪ってくるという任務とウェールズの命を奪うことを忘れた。
 そしてそのまま、普通にトリスティンの騎士として任務を全うしたのだった。

 あと、ウェールズは玉砕覚悟だったらしいが、なぜか一夜して、急に心変わりしてトリスティンへの亡命を表明したのだった。おかげでウェールズ、並びに彼に従っていたわずかな部下達は生き延びた。




 レコン・キスタ軍がトリスティンに宣戦布告し、ワルドが先陣を切って戦おうとした際、レコン・キスタ軍がびっくりして、ワルドに、裏切ったのか!? っと言われていて、戦線でパニックが起こったりもした。


 ルイズが従軍をしようと親を説得しようとしていた時、スリープが姿を消した。

 探し回っているとき、タルブ村へ上陸しようとしたレコン・キスタ軍の軍勢に、タルブ村付近に住む、スリープ達と進化後のスリーパー達が潜入し、軍勢を内部崩壊させたという報が入ることになった。

 スリープとスリーパーを率いていたのは、ルイズのスリープだった。

 その後、神聖アルビオン共和国の皇帝クロムウェルが、自分がガリア王の使い魔が仕立て上げた偽の虚無の使い手であることを自白したり、芋づる式で、ガリア、そして沈黙を守っていたロマリアがその思惑を自白して、世界は軽くパニック。

 そんな中でも、ルイズのスリープは、にやけていた。

 ロマリアが何かに操られたように、大隆起のデータを提示、その事実調査が行われ、事実であることが明らかになると、ルイズは、久しぶりに見た夢で、聖地にある大いなる意志と呼ばれる巨大な精霊石を虚無の力で破壊せよと言われた。

 まるでその夢が現実になるかのように、アンリエッタから始祖の祈祷書を渡され、エクスプロージョンを使えるようなり、ルイズは虚無に目覚めた。そんなルイズをスリープは嬉しそうに見ていた。

 ルイズは、なんとなく、一連のことがすべて自分のスリープによって引き起こされていると察した。

 なぜこうも次々に先読みしたようにスリープが行動を起こすのか。

 それは、シエスタの家にあった曾祖父の日記で明らかになった。

 スリープやスリーパーには、予知夢という能力があるのだということを。

 
 

 
後書き
スリープは、ただ主人であるルイズへ降りかかるであろう危機を回避するために行動してました。 
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