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地球防衛軍VーARC5555が民間人として転生しましたー

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Goodbye, my peaceful life
  脱出・前編

 
前書き
軍曹達に救助されたファイブス。地下基地からの脱出するため、軍曹達とエレベーターを目指す 

 
ー車両用通路ー
ファイブスたちは倉庫を出た。地上に出るために。

軍曹「とりあえず俺達が知る限りの状況を教えよう」

兵士A「さっきの怪物だが、正体も数も不明」

軍曹「地上とも連絡が出来ない。つまり俺達は孤立している」

兵士B「警報装置が起動しているため、各ゲートの非常ロックが作動しています。予定通りのルートが使えるか………」

軍曹「俺ならロックを解除できる。全員無事に脱出するぞ」

兵士C「非常事態だ。あんたにも働いてもらうぜ」

ファイブス「OK。お前らこそ俺の足を引っ張るなよ?」

意気揚々とPA-11SLSのボルトを操作して弾を薬室に送った。

兵士A「ははっ! ファイブス、あんた面白い奴だ!」

上等兵(本当に民間人なのか? こんな状況で軍曹達により冷静に見える)

エアレイダーである上等兵の疑問はもっともである。
ファイブスは銀河共和国グランドアーミー第501軍団のキャプテンレックス率いるトレント中隊のARCトルーパー
カミーノ防衛戦での功績でARCトルーパーに昇進。アンバラの戦い等、様々な戦いでスカイウォーカ将軍やレックスを支えた兵士である。
多少の事では驚くことはない。EDFの兵士より実戦慣れしている。


軍曹「上等兵、お前はエアレイダーだな? 無線はやはり通じないか?」

上等兵「はい軍曹。全く連絡できません。どうやら地下全体の通信回線そのものが落ちているみたいです」

先ほどまでファイブスを案内してくれていた先輩は着替えていた。アーマーこそレンジャーの軍曹と同じだが、ヘルメットはフルフェイスで背中に大型の無線機を背負っている。前線で砲撃地点などを指示する『エアレイダー』という兵科だ。

彼も無線で地上との連絡を試すが、失敗したらしい。

軍曹「そうか……」

軍曹は落胆しながら地下基地のエレベーターに向かって進む一行。

通路のゲートに到着。軍曹がパネルを操作し、ゲートを開けた。

軍曹「この先が、地上に出れるエレベーターだ………! 仲間が怪物の襲撃を受けている! 救助するぞ!」

兵士一同『Yes sir!』

エアレイダーが個人携行タイプのセントリーガン『ZE-GUN 2A』を素早く設置、起動する

起動したセントリーガンがセンサーに捉えた怪物を機銃で次と撃っていく。
その中のを軍曹とファイブス達レンジャー部隊が突撃。
セントリーガンの支援もあり、怪物達はすぐに制圧された。

ショトガン兵「軍曹! 危ないところをありがとうございます」

火炎放射兵「軍曹!」

軍曹「この先のエレベーターで脱出する! 付いてこい!」

火炎放射兵「軍曹! 我々もエレベーターで脱出しようとしましたが、どうやら怪物がケーブルを切断したみたいで動きません!」

エレベーターに向かおとした軍曹を、火炎放射兵が止めた。

軍曹「何! エレベーターが使えないだと! 仕方ない AFV用のこの通路を使って脱出する!」

軍曹は当初の作戦が崩れてもあまり動揺することなく、続きの作戦を実行した。

車両用通路を使った徒歩での脱出……道のりは険しい 
 

 
後書き
軍曹の部下はゲーム同様レンジャー
上等兵(先輩)はエアレイダー
ファイブスはまだレンジャーです

また、この作品のエアレイダーはレンジャーのアサルトライフルのみ装備できる設定です(エアレイダー専用装備とコンバットフレームは別枠)。
 
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