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ヘタリア学園

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第七千三百九十二話  行くのが怖いけれど

第七千三百九十二話  行くのが怖いけれど
 ハンガリーはフランスの料理コーナーからロシアのコーナーに向かいますがここで連れて行くセーシェルに言いました。
「気をつけてね」
「ロシアさんだからですか」
「やっぱり怖いのよ」
 このことはどうしても否定出来ないハンガリーです。
「セーシェルちゃんには何もしないでしょうけれど」
「私別にロシアさんから言われたりしたことは」
「ないでしょ」
「はい、むしろ素朴で親切な国だなって」
 ロシアの一面であることは確かです。
「思ってます」
「そうよね、けれどね」
「ハンガリーさん達にはですね」
「利害関係があると違うの」
「そうなんですね」
「まあお料理の時は何もしないと思うけれどね」
「警戒は必要ですか」
「ええ、そうしてね」 
 そこは是非にというのです。
 こうお話してです、そのうえでハンガリーはセーシェルをロシアの料理コーナーに連れて行くのでした。


第七千三百九十二話   完


                2018・11・10 
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