| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『Immutable』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
< 前ページ 目次
 

『幻』



アナタには解らないでしょ。
悲しみも辛さも悔しさも、何も伝わらない。
笑える時だけ解るんでしょ。
そんなアナタは要らないの。

誰かに甘えたいわけじゃない。
誰かにすがりたいわけじゃない。
誰かに解って欲しいけど、そんなこと不可能だって解ってる。
だから尚更苦しくなる時が在る。

そんな時には思い出す。
あの頃の僕達なら一緒に泣いて、一緒に悩んで、一緒に立ち向かおうって...。
誰より力を与え合えてた...。

二度と逢えない現実に挫けそうになる。
『弱気な証拠』
そう言ってまた君は笑うかな。


 
< 前ページ 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧