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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第百六十八話 ノーヒットノーランその十四

「そうでしょ」
「まあそうだよね」
「誰もが平等な共産主義って思ったら」
「世襲制の階級社会だから」
「経済もね」
「計画経済どころかね」
「経済完全に崩壊してるし」 
 貨幣経済すら崩壊していて物々交換になってるらしい、エンゼルパイがお金扱いとか凄い話だと思う。
「そもそも計画経済とか言っても」
「無計画ね」
「そう言うしかないよ」
 多少でもあったらあんな風にはなっていないと思う。
「だからね」
「うどん屋さんじゃないわね」
「本当にうどん屋さんかって思って入ったら」
 それがだ。
「ヘドロ出されたね」
「そんな感じよね」
「あそこはね」
「それでヘドロ見てもなの」
「うどんって言ってるんだ」
 もうそんな感じだ、あの国を支持する人達は。
「それで最高級の懐石料理をね、うどんとどっちが上かは別にして」
「うどんと懐石料理を」
「うどんはうどんでいいけれど」
「ヘドロはよくて本物の懐石料理は駄目」
「それだとね」
「美食漫画じゃね」
「キャラとして成り立たないね」
「舌おかしいわよ」
 美食漫画でそんなキャラが出て来たらというのだ。
「そんなキャラ出たらその時点でね」
「美食漫画としてはね」
「終わりでしょ」 
 最高級の懐石料理をまずいと言ってヘドロを美味いと言う様なキャラが出たらもうその時点でというのだ。
「成り立たないでしょ」
「まあね、けれどそれがね」
「学校の先生ではっていうのね」
「いたりするからね、組合の人でも」
 僕はさらに言った。
「沖縄のアメリカ軍の基地の前とかね」
「ああ、あそこそういえばね」
 今度は香織さんが言ってきた。
「ネットで見たけれど」
「凄いよね」
「やけに狂暴な感じがするわね」
「ちょっと近寄ったら物凄いすごんでくるしね」
「暴れててね」
「異論言うとね」
 その人達に直接だ。
「襲い掛かってきかねないし基地の中にもね」
「入ろうとして」
「それで北朝鮮もいいって言うんだよね」
「無茶苦茶よね」
「アメリカよりもずっとね」
「北朝鮮の方が酷いわよね」
「どう見てもね、けれどね」
 そうした人達にはだ。
「そうした理屈もね」
「通じないのね」
「全然ね、世の中本当に変な人がいるよ」
「北朝鮮がよくて日本は駄目」
「それで平和とか言って暴れるんだから」
 沖縄のアメリカ軍の基地の前でもだ。
「変だよ」
「矛盾してるわね」
「それもかなりね」
「本当にね、あの人達ときたら」
 何度考えてもどう考えてもだ。 
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