ヘタリア学園
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第七千二百二十九話 頂上まで少しになると
第七千二百二十九話 頂上まで少しになると
ロシアも流石にでした、遂に頂上の近くになって言いました。
「ここでね」
「あと少しになりましたが」
「僕もね」
体力と回復力、生命力は世界一と言っていいこの国もというのです。
「辛くなってきたと、少しね」
「少しですか」
「そうなってきたよ」
「私は結構ですが」
日本はそうでした。
「少しということは凄いですよ」
「ここまで来られない人もいるからだね」
「はい、あまりもの辛さに」
まさにそのせいで、です。
「踏破を諦める人もいます」
「結構多いよね」
「はい、そうです」
「そうだね、けれどその僕でもだよ」
頂上近くになると辛くなってきたというのです。
富士山の登山は頂上近くが一番辛いです、あと少しですがその少しのところに来るとかなり辛いのです。
第七千二百二十九話 完
2018・8・21
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