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ヘタリア学園

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第七千百四十六話  悪い意味で抜群の安定感

第七千百四十六話  悪い意味で抜群の安定感
 マスコミがまたやらかしました、これには日本兄妹も眉を顰めさせました。
「助けを求めていても動かない、ですか」
「それも目の前で」
「激励していたとのことですが」
「助けるべきでは」
 こうした事態にはです。
「いつも報道でヘリを出して邪魔をしていますが」
「今回も酷いですね」
「温泉街みたいだと言った人を思い出します」
 今頃地獄にいるかも知れない人を本当に思い出した日本でした、あの神戸の大震災の時の発言です。
「こんな大変な事態に嫌なものですね」
「まことに。しかも」
 さらに言う日本でした。
「こんな時に不信任案ですか」
「野党の人達も酷いですね」
「どうも私のマスコミの方と野党の方は仲がいいですが」
「同じですね」
「こうした時に何をするか」
「それで人間がわかりますね」
 本当にいつも変わりません、その安定感は絶対のものです。


第七千百四十六話   完


                 2018・7・10 
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