オズのガラスの猫
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第二幕その七
「今回はね」
「一緒にね」
「楽しく冒険して」
「そうしてね」
「今度は猫の国に」
「それまでも色々なものを見ていくのね」
「そうしましょう」
まさにと言ってでした、皆で朝御飯前の王宮の中でのお散歩をしました。王宮のお庭に入ってその景色も見ているとでした。
ベルが鳴りました、そしてです。
食堂に行くともうオズマもドロシーもいました、オズマは五人ににこりと笑って挨拶をしました。
「おはよう」
「はい、おはようございます」
まずは挨拶からでした、その後でです。
五人は席に着きました、つぎはぎ娘とガラスの猫は食べる必要はありませんが食事の楽しい雰囲気を楽しむ為に皆と一緒に席に着きました。そうしてです。
皆で頂きますをしてから食べます、この朝のメニューはトーストにレタスとトマト、セロリにブロッコリーのサラダにとても大きなオムレツでした。飲みものは牛乳です。
そのオムレツを見てです、ドロシーが笑顔で言いました。
「今日のオムレツも素敵ね」
「そうよね」
オズマが応えました。
「とても美味しそうね」
「そうね、じゃあね」
「ええ、このオムレツも食べて」
「そしてね」
「トーストも食べて」
「今日も一日楽しく過ごしましょう」
「そうしましょう、それでね」
オズマからドロシーに言いました。
「今日はね」
「ええ、引き継ぎね」
「それをしましょう」
こうドロシーに言うのでした。
「私が旅に出るから」
「その間は私が留守を守るから」
「その間のことをお願いするから」
だからというのです。
「引き継ぎをしましょう」
「そうしましょうね」
「ええ、ただ貴女はよく私と一緒にいるから」
「何をすべきかはね」
「よくわかってるわよね」
「そのつもりよ、私もオズの国の王女だから」
「オズの国全体のことに詳しいし」
このことはドロシーがよく冒険の旅にも出ているからです、本当にオズの国のことはよく知っています。
「だからね」
「引き継ぎをするにも」
「短く済むかも知れないわね」
「その後はね」
「旅の準備だけれど」
「もうテーブル掛けとね」
広げればそこから食べたいものが幾らでも出るあの魔法のテーブル掛けとです。
「あとテントがあれば」
「もう充分だし」
それでというのです。
「すぐ終わるわね」
「それじゃあ後は政治をして」
「今日の分のね」
「それで終わりね」
「後は自由時間ね」
「そうなるわね、じゃあ今日の自由時間は」
何をするかとです、オズマはサラダを食べながらドロシーに応えました。お野菜がたっぷりと入っていてオニオンのドレッシングは胡椒も効いていてとても美味しいです。
「何をするかもね」
「今から考えるのね」
「そうしましょう、さて何をしようかしら」
「この娘達と一緒に」
ドロシーはナターシャ達五人を見つつオズマにお話しました。
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