心桜「よしよし、あたしの圧力・・・じゃなくて、みんなのお願いは聞いてくれたみたいだね!」
七夏「???」
心桜「笹夜先輩! 前回は素敵なピアノ演奏、ありがとうございました!」
七夏「あっ! ありがとうです☆ 笹夜先輩!」
笹夜「いえいえ。どういたしまして♪」
心桜「笹夜先輩の演奏は以下の場所で聴けるから、是非聴いてみてねっ!」
心桜「https://twitter.com/SUIHEKIIRO/status/992037862026526720」
七夏「くすっ☆」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
心桜「話し変わるけど、あたしさー、割と小柄なんだよねー」
七夏「どしたの? ここちゃー?」
心桜「背が低いでしょ!?」
七夏「そうかな? 私よりも少しだけ低いくらいかな?」
笹夜「心桜さん? それって悩まれてるのかしら?」
心桜「いえいえ。そういう訳ではありません」
笹夜「良かった♪」
心桜「小は大を兼ねるからねっ!」
七夏「ここちゃー、それ、逆です」
心桜「そうとも限らないよ!」
七夏「え!?」
心桜「例えば、『メモリーカード』と『マイクロメモリーカード』」
笹夜「確かに、小は大を兼ねてますね・・・逆では使えませんから」
七夏「なるほど☆」
心桜「まさに、小は大を兼ね・・・兼ね・・・カネル~ン!!! ドッドドドッド、ここ! カメルーン!!」
笹夜「まぁ! コー★チャスさんですか?」
心桜「おぉ! 伝わった!」
七夏「ここちゃー、どこから地球儀を持ってきたの?」
心桜「まあ、細かい事は・・・にしても、メモリーカードとマイクロメモリーカードが、つっちゃーにすんなり伝わるとは!!!」
七夏「えっと、柚樹さんがよく使ってるみたいですから☆」
心桜「ほほうー(ニヤリ)。やっぱ恋は乙女を変えるんだねー」
笹夜「七夏ちゃん、頑張ってるって事かしら?」
七夏「はい! 私、頑張ってます! ・・・英語!」
心桜「え!? そっちじゃなくて・・・まあ、そっちも・・・か」
七夏「???」
心桜「そう言えば、マイクロメモリーカードよりもメモリーカードの方が、容量が大きい場合、どうなるんだろ?」
笹夜「まあ!」
心桜「小は大を兼ねて、大は小を兼ね・・・兼ね・・・そんなバカナ!!! ドッドドドッド・・・あ、あれ!? 地球儀どこ~!?」
笹夜「七夏ちゃんが、片付けました♪」
心桜「いつの間にぃ~・・・そんな、そんなバカナ!!! ドッドドドッド、これ! バナナ!!! あってよかった~バナナ!!!」
笹夜「まぁ! また、コー★チャスさんですか?」
心桜「いえ、ここちゃーっす!!!」
笹夜「・・・・・七夏ちゃーん! 助けてくださ~い!」
心桜「あー、笹夜先輩ぃ~引かないで・・・でもピアノは弾いて~」
笹夜「もう・・・心桜さん!!!」
七夏「はい☆ どうぞ♪」
心桜「お♪ 大福!! ありがと! つっちゃー!」
笹夜「七夏ちゃん、ありがとう♪」
心桜「んで、容量が小さい上に、サイズの大きいメモリーカードは、ちょっと切ないねー」
笹夜「そうかしら?」
心桜「え!? どういう事ですか?」
笹夜「大きいメモリーカードしか使えない場合もありますよ」
心桜「でも、メモリーカードアダプターを使えば・・・」
笹夜「ここでは、メモリーカードとマイクロメモリーカード単体の関係であって、アダプターが存在しない場合のお話です」
心桜「なるほど、マイクロメモリーカードとアダプターが協力して・・・大きいSDカードを駆逐する・・・『まったく、この駆逐感は最高だよ!』」
七夏「・・・・・」
心桜「つっちゃー、どしたの?」
七夏「え!?」
心桜「もしかして、『アダプター』は、分かるよね!?」
七夏「はい☆ 柚樹さんがよく使ってます☆」
心桜「ほほうー(ニヤリ)。やっぱ恋は乙女を変えるんだねー」
笹夜「七夏ちゃん、頑張ってるって事かしら?」
七夏「はい! 私、頑張ってます! ・・・英語!」
心桜「あれ? 何この流れ・・・」
七夏「え!?」
心桜「てっきり、笹夜先輩の鋭い切り込みが来ると思ったのに」
笹夜「D.C.かしら!?」
心桜「D.C.つっちゃー!!!」
七夏「DCは・・・ダイレクト・カレント!! 直流です☆」
心桜「違う・・・んだけど、違わない・・・か」
七夏「え!? お父さんがそう話してました」
笹夜「D.C.は、ダ・カーポの事です♪」
七夏「あ、最初に戻るの方ですね♪」
笹夜「正確には『最初から繰り返して』になりますね♪」
心桜「なんで、つっちゃーから直流が出てきたのか、分かんなかったよ」
七夏「え!? アダプターのお話で、D.C.が出てきましたから」
笹夜「なるほど♪ ACアダプターの事かしら?」
七夏「はい☆ いつもお世話になってます♪ 電気をACアダプターでDC・・・直流に変えてるって、お父さんが教えてくれました」
心桜「つっちゃーは、そのアダプターに思い入れでもあるの?」
七夏「えっと、昔、アダプターさんに足の小指をぶつけて・・・どおして、こんなに大きくて黒い塊なのかなーって」
心桜「・・・ごめん」
七夏「え!?」
心桜「悪い事訊いたかなーって」
七夏「そんな事は・・・。それで、アダプターさんが、頑張って電気を直流に変えてくれてるから、楽しく音楽が聴けるんだよって☆」
心桜「なるほどねー」
笹夜「素敵なお話ですね♪」
七夏「延長コードの先に大きなACアダプターさんを付けるのは、ちょっと危険かもです」
心桜「確かに、人が通るところで使うのは控えるべきかもね!」
七夏「はい☆」
心桜「そう言えば昔、テレビゲーム機のACアダプターに錠を付けられた事があったなぁー」
笹夜「まあ! どおしてかしら?」
心桜「テレビゲームで遊び過ぎたため」
七夏「アダプターさんに錠?」
心桜「そう! 金属の所に丸い穴が開いてるよね? その穴に錠を付けられてしまったとさ!」
七夏「えっと・・・」
笹夜「なるほど。ACアダプターが使えなくなるという事かしら?」
心桜「そうです! まずコンセントに挿せないし、無理して使おうとするとショートするというダブルトラップが待っています!」
七夏「とても危険です!」
心桜「あたしは、潔くあきらめたけど、弟は・・・ククッ・・・」
七夏「どしたの? ここちゃー?」
心桜「あははっ! 弟は見事に感電した!」
笹夜「まあ! 大丈夫かしら?」
心桜「大丈夫です! 家庭用電源ですから! 多少ビリビリしますけど、目を覚ますには丁度良いかもねっ!?」
七夏「その後、どうなったの?」
心桜「家のブレーカーが落ちて辺りが真っ暗になった! あたしはこっちで驚いた!」
七夏「もう~」
心桜「その後、二人揃って怒られたよ・・・あたし何もしてないのに!」
笹夜「本当にそうかしら?」
心桜「流石、笹夜先輩! 何もしなかった事で、怒られたんだ。弟が危ない事をしようとしているのを黙って見ていた事、弟が事故を起こす前に止めなければならないってね」
七夏「どおして、丸い穴が開いてるのかな?」
心桜「それなんだけどさ、調べてみたら、ロックをかけて外れないようにするコンセントに対応させるためなんだって!」
七夏「なるほど☆」
心桜「ACアダプターに錠を付けた親は、ある意味間違ってなかったという事か・・・」
笹夜「心桜さん、くれぐれも、お気をつけてくださいね♪」
心桜「はい! って事で、あたしもつっちゃーも頑張る『翠碧色の虹』本編はこちら!」
心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_frma_a.htm」
七夏「私も頑張ります☆」
心桜「うんうん! そして、あたしと笹夜先輩、つっちゃーも頑張る『ココナッツ』宛てのお便りはこちら!」
心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_suiheki_novel.htm#QUESTIONNAIRE」
笹夜「私も微力ながら頑張りますね♪」
心桜「よろしくお願いします! 笹夜先輩!」
七夏「くすっ☆」
心桜「ホントに頑張るべき人が、もう一人いるんだけどねー」
七夏「え!?」
幕間二十一 完
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幕間二十一 をお読みくださり、ありがとうございました!
本編の方も鋭意制作中ですので、どうぞよろしくお願い申しあげます!