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白ひげ海賊団の副船長

作者:ドンコ
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第二十八話

キューカ島



「母さんに女の慎みとかって言われたよ」

「嬉しいんだろ、稀の休みも良いもんだな」

「母さんがおやっさんの完全休暇は三日だけだと言ってたよ」

「そうか、でもな俺は家族と休みを堪能するんだ」

「嬉しい顔は何年振りかな」

「そうか?」

「本当の笑顔だよ」

「役も降りたしな、今からは家族との時間が多くなるしな」

「そうだね、それが一番だな」

「だが、オリシスは女性になって歳を取ってないな?」

「.....分かんないよ、そもそも自分が性別を変える何て信じられないしね」

ん!何か悩んでんな、言いたいが!言いにくいんか?
結婚の話か?

「そのな、あ~」

「何さそんなに悩んでさ、言ってよ」

「サカズキだ元気にしてるか?」

「心配かい、元気だよ悩みも無くなったみたいでね。
それに『家族』として溶け込んでいるよ、今は親父の事を未だ親父と言って無いけどでも家族だよ。でもこれは内緒ね、レイリーと旅に出ているよ、世界を自由に生きて自分が誰なのかを知って欲しいんだよ」

「そうか、今回の件では世界政府に海軍でも軋みでサカズキの件に繋がったと考えているが..
旅にか、堅物が世界を見てどう思うか、そしてその答えをか......」

「でも!無理でしょ、馬鹿共が居るから」

「そこだ、変える事は出来んし、サカズキが元気ならいいさ」

「海軍の幹部が良いのかいその言葉は」

「今は休暇中だ、関係無い」

「なら良いか」

「水着は着ないのか?」

「俺の男の尊厳を無くすのかい」

「悪い、酒でも飲めや」

「この団欒の期間のお金はおやっさん出してね。それで今の無し」

「分かった」



夕食


「ジークも9歳か、早いもんだね」

「そうだな、誕生日プレゼントは何が良い?」

「妹が欲しい」

これは!俺は知らない振りだな

ゼファー夫婦は互いに見つめ合い顔が少し赤くなっている。

これは今夜有りえるな




その頃

新世界では!


カイドウが大暴れしていた、原因はカイドウが人魚えを見て嫁にと騒ぎ悪酔いしてる最中に海軍に縄張りを犯されたのだ。


その怒りはオリシスに似て海軍本部に戦争を仕掛ける寸前だったが!



ゼファー一家と十日間過ごし、新世界に帰っていた。


それで!カイドウはオリシスに会いオリシスの女性の姿に惚れてしまい、オリシスにボコボコニされたが!



快楽を得て、原作崩壊の人物になってしまった。

オリシスは一言


「ウザイ」





オリシスは旅に出る事にしたが、何処から情報を得たのかカイドウが随行していた。


面倒だが、連れて歩く事にしたが、面倒になり一人で行動した。


カイドウは無視されて新世界に返された。

海軍に対する怒りは消えていたカイドウだった。





目的地は南の海のとある島だった。




「レイリー久しぶり」

「久しぶりだな」

「どうだ」

「すくすくと育っている、サカズキに懐いているのでな今はエースの散歩中だ」

「あのサカズキが赤ん坊の散歩?」

「エースの笑顔に笑顔で.....少し歪な顔でもな」

「是非見たい、その顔を」

「彼奴も変わったぞ、その辺の子供にも字の読み書きを教えて全員に好意を受けている」

「マジか!」

「環境だろうな、それしか考えられんない。
それにだ、此処はロジャー海賊団の半数がエースの事を守っているし、私の戦闘訓練に付いて来て実力は格段に上がっているぞ」

「それは頼もしいな、俺も訓練に参加するか」

「で!お前さん何故女になってるんだ?」

「それがさ、元に戻れんのだ。カイドウなんか告白だよ、結婚だとさ殺そうかと思ったぞ」

「.....それは難儀な事だな」

「最近は慣れて来たが、もう嫌だぞこの.....」

「海は自由だ、お前も自由に生きればいいさ」

「そうか、ならエースを見たら旅に出も出るか」

「一人旅も偶には良いだろう」

「そうだな、此処には一月ほど居るが旅に出るか」

「何も考えずに........イヤ、東の海の風車村に行ってみろ、面白いぞガープの故郷らしいぞ」

「面白いな、あの馬鹿の故郷か見てみるのも人生か」

「人生では無く興味だろう、俺も色々とロジャーと見て回ったが良いものだぞ。」

「そうなのか?」

「仲間もその時に逢って共に海賊王の船員になったんだ。お前も目指せばいいだろう」

「海賊王には興味が無い、海賊王は自由で良いが。俺は親父に惚れているので親父に尽くすのが面白いんだ」

「それも人生だな」

「親父の為に....でも、好きにしろって何時も言われているしな、今回は好きに世界を見て回るかって事で一人で行動してるんだけどね」

「良い顔だな、吹っ切れた顔だ.....ロジャーを思い出すな」

「そうか、ロジャーかあの笑顔が忘れられないな良い顔してたしな、不細工だが」

「ハッハハッハ、不細工か何時もロジャーは不細工と言われて笑っていたな」

「ん!」

「帰って来たぞ、サカズキの顔を見ろ」

「正直に似合わんなあの顔は」

「だがな、分かった事も有るぞ、以外に子供が好きらしいぞ」

「良いナそれって、本当の自分が出て来たんだな」

「あの顔を見ろ分かるだろう」
レイリーは笑顔でサカズキを指さした

「おっ!久しぶりだな船長」

「お前も良い顔になったな、吹っ切れたか?」

「.....そうかも知れん、今迄は規律に部下に全て海軍に捧げたが..」

「それで?」

「この生活が良いのかもしれん、ガープ中将の姪の息子だがロジャーの息子.......
それでもだ、今迄は海賊の子孫はそれだけで罪だとおもっていたが今は、子供には罪は無いと言い切れる」

「当たり前の事を今知った、それだけだそれだけでもサカズキよお前は新たな世界に足を踏み入れたんだ。
顔が自然な感じで良い顔してるぞ、惚れそうだよ」

「今がワシの本来の姿だと思う」

サカズキは本当に嬉しそうにしていた。

自然にサカズキは笑顔を見せていた、規律に対して厳格な自分が今は意地を張り生きなくても良いこの環境が胸にあった!
モヤモヤが無くなり自由に生きると言う当たり前の事を思い出しているのかも知れない。


その後はオリシスの女性の姿の時の名前を考えたり、エースの世話をして海軍志望の若者には訓練を毎日その姿は皆が親身に彼に対して接していた。



エースを抱き、可愛いものだと嬉しくなり早く大きくなれば自分が鍛えてやるのにと思ったオリシスだった。










 
 

 
後書き
仕事で災害にあった方がでてしまいました。

それの対応で自分も暫くは投稿出来なくなりそうですので再開まで時間を下さい。 
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