妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
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プロローグからハードモード
前書き
思いつきで書いてしまったものです。一応初投稿。
一応週で時間が空いてる時には投稿するつもりなのでよろしくお願いします
まず初めに。今の状況を整理したい。
仕事帰りから自宅に着き、次の日の仕事のために準備して一旦睡眠を取る→起きたら真っ白な世界で大の字で寝ていた←いまここ
なんだかめちゃくちゃ既視感があるような感じなのだが。
といっても小説や漫画、アニメで見た展開だから直接味わったわけではないが。
つまり、アレな気がする。そう、なんか神様の手違いで死んだり、なんか神の遊戯とかで選ばれて異世界に行って凄い生活(語彙力)を過ごすあれと似ている気がする。
できれば前者がいいんだけど。後者だったらロクな目に合わないし。
―――ふと、思考している時に女性と男性の声揃った声で言葉を放つのを聞いた。
「なんだい、説明する前に状況把握かい?やるねぇ…」
その声の方へと振り返ろうと思ったが、かの英雄王の性格が何故か頭に過ったからか、踏み止まった。
「ああ、それで良いよ。今振り返っちゃ折角落ち着いてきた精神状態が発狂しかねないからね。
まぁ、ご存知の彼とは別の理由だけどね。 それと、話しかけてくれても構わないよ。質問もOKさ。」
その声はどこか優しさを感じる声。安心させるような声。男性と女性が揃って話しているはずなのに微妙な気分だ。
とりあえず、今確かに、神様転生みたいな事になってるのは確かだ。さっきの思考からの言葉。それに思考を把握している時点で、それだとしか思えない。
これ以外だと思えるような頭であれば心底良かったか…高校のときからあまり学習能力がなかったから今更気にしてもしょうがないか。
「さて、対話を行うとしようじゃないか。今なら振り返ってもらっても問題ないよ。姿変えといたからね。」
おっと、また考えているときに準備を整えてくれていたらしい。
てか声が女性の声だけになったな…。 さて、許可ももらったことだし振り返って話をしよう―――――
―――全裸?美女の全裸?Why?
「待て、待て待て待て待て待て!!!」
「?ああ、そうか。君の国では裸はあまり宜しくなかったね。 申し訳ない。配慮を足り得たつもりだったけど、まだダメだったようだ。 やはり彼みたいな傲慢などではなくてちゃんと気をつけなくちゃね」
裸族らしき美女が言葉を放った後、瞬きの内に純白のロープに着替えていた。
いやそれよりも
「何今の早着替え!?てか全裸ってどういうことだってばよ!?神様SUGEEEEEE!!!って言えばいいのか!?神様SUGEEEEEEEE!!!(混乱)」
「あー、うんごめん。ごめん。だから落ち着いてくれないかな!?話が進まなくなっちゃうよ!?ちょっ」
~落ち着きを取り戻してから10分後~
「ふぅー…すみません。いきなり叫んで…もう落ち着いたので話をはじめましょう」
「良かった…1時間しか会談が許されないからこれ以上長引いていたら適当な特典とかを決めて例の世界へ転生させなきゃいけなかったよ…」
おっと、転生ってことはやはり神様転生ということなのだね。嬉しさもあるけど…なんかなぁ…
「最近…折角職場に慣れてきた頃に本当に申し訳ないね…ボクのミスで君の人生を破棄しちゃったことで色々台無しに…」
正直今までの頑張りが無になったことは痛いが…いや本当に痛い。折角先輩や憧れの女性の人とランチタイムへと洒落込めたのに…。
「本当にごめん…そのために転生や特典を与えるから開き直ってほしいけど…完全には無理だよね。
けれど、時間がないんだ。
このまま君を転生させなきゃ僕は落ち着けないし、君も完全な無になってしまう。それだけは阻止したいから転生してくれないかな…?」
…美女な神様からのお願いなら仕方ない。昔から人に頼まれると…というか美女に頼まれると断りづらいからこのまま断ると男の恥だ。てか無になりたくないから早く心の整理をしよう…。
…………もう少しだけ時間を頂けないのだろうか…?
「1時間からまだ20分も経ってないんだ。半分の時間くらい与えるからそれまででいいさ。それが君への謝罪への気持ちだ。だけど整理したらちゃんと話し合うよ?」
「……ありがとうございます」
――――――それから今までの人生を振り返り、差恥や楽しかったことを思い出しながら、今までの自分へと別れをつけるための時間を20分―――――
「……ありがとうございます。もう、大丈夫ですから」
「大丈夫さ。元からこちらの不手際で君に迷惑…以上のことをしでかしたんだ。これで気が済めたのなら安い方に入るさ。 もう10分もあるけど平気かい?」
「ええ、だからさっき「大丈夫」と答えたんです。さぁ、はじめましょう。」
一瞬にして自分の後ろにソファー、美女には木で出来た木製の椅子が現れて…美女から座るように言われたの言われたので座って相手の顔を見る。
「―――分かった。もう理解してるだろうけど、君は私のせいで人生が台無しになった。
そのお詫びとして君の好きな特典を三つずつ与え、君を異世界、創作世界に似た異世界へと転生して新しい生を受けてもらう」
「分かりました。異世界なんて最初はないと思っていましたが、今を見れば信じるしかないですもんね。
是非、喜んで異世界で転生。 …どころで質問いいですか?」
まず、新しい生ってことは赤ん坊からスタートってことになるのか。まずそれを聞きたい。
「もちろん、ってしなくても君の思考を読んでいるから口に出さなくていいさ。
赤ちゃんから始まるかって聞きたいのだろう?その通りさ、なぜなら君の人生を台無ししたことによって今の君の肉体はもう修復できないところまでいっちゃったんだ。
なら新しい肉体を与えなくては意味ないだろう?最初から成人としてなんて、子供としての時間がなかった君じゃあその世界から排除される。なら赤ちゃんから初めたほうがいいだろう?」
成る程。なら仕方ない。羞恥な思いを過ごすのだろうが、これからのためなら喜んで受ける。
…うん、赤ちゃん体験頑張るよ、自分。
「本当にすまないね…なんかさっきから謝ってばかりだなボク…。」
「それだけ反省しているってことなんですよね?なら自分は謝罪ばかりしている貴女に何も言いませんから大丈夫ですよ。
むしろ新しい人生を過ごさせていただけるなら感謝の言葉しか出ません。ありがとうございます」
「うん、こちらこそありがとう。君の優しさで少し胸が苦しいけど、おかげで気が楽になったかな。
さて、次は転生する世界からいこうか。 君の転生する世界は謂わば創作世界。アニメやドラマ。小説と漫画から似た世界だ。それで君の転生する創作世界の名前は”FAIRY TAIL”」
”
「”FAIRY TAIL”ってあの……。ってちょっと待ってください。自分が好きな世界を選べないんですか?」
「申し訳ないけど、ボクの管理している世界の一つだから君に転生させるならこの創作世界しか選択はないよ。
それに他の世界に転生した曉には他のボクと同じ存在が管理している世界で同じように転生者がいる可能性がある。
転生者同士を関わりさせてしまえば力と力がぶつけあ合ったり、その世界を作った神には悪い影響を与えかねない。
だからボクの管理している”FAIRY TAIL”でなければダメだね」
説明から聞いた自分は少し残念な気持ちになったが、”FAIRY TAIL”も好きだし転生してみるのも良いかもしれない。あの世界は死亡フラグが立ちすぎたりしまうことになったりするが、それを受け入れるしかないだろう。
どっち道、創作世界に転生してしまうのなら死亡フラグが当たり前のように付いてくるんだ。
ここはオレの踏ん張るところになるんだろう
…ちょっと待てよ?
「あの、どうしても創作世界じゃないとダメなんですか?生前の時は小説でよく読んでいたようにダメなら仕方ないと思いますが、創作ではなく平行世界とか、別の異世界に転生させることは可能じゃないんですか?」
目の前に木でできた椅子に座っている美女に質問したら、その綺麗な顔が苦笑いして答えてくれた。
「残念ながらボクにはそこまでできる階級の存在ではないんだよ。ボクより上の立場の者ならそれを可能とするだろうけど、ボクには不可能に近い。
できるとしたら創作世界への転生とかだね。
ちなみに特典はボクの力とは関係なく、転生するときにその系の仕事の人がさせるから安心して決めると良いよ。」
つまりこの人じゃ創作世界でしか転生させてもらえないってことかぁ…。
なら一層上の人に転生させてもらえないのだろうか?できたらそっちがいいけど…
「ボクたちの間では死なせてしまった本人たちでしか転生出来ないから無理かな…
ていうかぶっちゃけ上の人たちはその転生を鑑賞したいって人たちが居たりするから君の願いは叶えられないよ…」
わぁ、面倒臭いって顔しているぅ…。てかその転生を鑑賞したいって、神の遊戯とあまり変わらないじゃないのか?
「って、時間がそろそろ危ないからそのFAIRY TAILの世界について説明するね。
なにせボクの管理して、作っちゃった世界だ。本作とは違うよ。」
違う、とはどのようなことだろうか?設定とかその出てくる人たちの性格か?エドラス(パラレルワールド)
みたいな感じか…?てか作ったって作るもんなのか…。
「まずその世界の設定だけど、ついノってしまって宇宙とかに破壊神ビルスとか全王…ざっと言えばドラゴンボールみたいになったりしているんだよね…いやぁ勢い付けてやると色々変えちゃって…」
ど う い う こ と だ よ。
おい、さっき死亡フラグとかうんぬん考えていたのに、いきなり死亡フラグ上がりすぎてないか?おい大丈夫なのかよ
「そのための特典さ。生き延びるための……ね」
「怖えよ…てか下手したら宇宙が滅ぶ可能性のある全王まで居るって、どうするんだよ…」
過ごしている内にいつの間にか全王が宇宙を消したらオレ立ち直れないんだけど。人生パーだよパーッ!!
「大丈夫大丈夫、一応それがないように君の生きている世界では大人しくするために色々動いたから無問題。
問題があるとしたら君がどんな影響を与えるか、ってことになるがね。」
「つまりオレの行動次第ってことになるのか?おいおい、オレって地球に転生されないのか?FAIRY TAILなんだよな転生するの…」
「大丈夫だよ!ちゃんとFAIRY TAILだからその舞台で生まれ変わらせるさ!ただ…地球という名前じゃないけど、まぁ似たようなもんだしいいかな?」
「…時間がないんでしたね。どうぞ」
非常に不本意だがな?最後まで聞きたいけど…特典も言わないといけないから仕方ない。
「じゃあ次行くよ、そのドラゴンボールに合わせて原作に存在している人たちの魔法、戦闘力はDBに合わせて上げている。まぁ、その世界の人たちにとっては当たり前だから違和感とかは感じないだろうね。強さは宇宙からしては良い方じゃない?
それと、その舞台となる星は界王神界と同じくらいに丈夫にしたから安心して大丈夫だよ!
現にもアクノロギアは星を破壊していないし」
「破壊されちゃ困るんですけど……まぁ、分かりましたよ。」
てかFAIRY TAILの世界観が知ってるのと違いそう(震声) 界王神界並に丈夫ってなんだよ目付けられてない?それ…。
「さて、FAIRY TAILの歴史だけどね、それは君が転生して成長したときにまた確かめればいいさ。
時間がその時にあるだろうからね。」
「……時間の流れ早くないですか?」
「早いんじゃなくてね、転生させるときに必要時間は10分だから少しでも早くさせなきゃいけないから急いでるんだ。」
「…悩む時間とかくれてありがとうございます。じゃさっさと終わらせましょう」
「ははっ…少し怒り気味だね…。」
怒ってない。割り切ってるからな。本当だぞっ
「さて、最後に特典といこうか。三つまで好きなやつを選びなよ。どうせもう二つは決まったのだろう?」
……そりゃあ、今の話を聞いてたら自然と決まるわ。てか男のロマンに火を付けた時点で決まっている。
「ええ、1つ目はサイヤ人の肉体で転生すること
二つ目、修行するのに恵まれた所、道具とか必ず手に入ることですね」
ぶっちゃけFAIRY TAILの舞台に転生するのなら、界王神として転生しても意味ないだろう。
それに転生しなくても弟子になればいいって、ドラゴンボール超の漫画で知ったし大丈夫だと思う。
「うん、まぁ生き延びるには上出来の部類かな。きっとその通りに転生させてもらえるよ。
では、ラストの特典はどうするのかな? あと15分だぜ?」
「あー……じゃあアレだ、運気をくれ。運があれば多少はなんとかなるかもしれないし。
よく運は関係ないとかあるだろうけど、思いつけるのはこれしないからこれでいい。」
「君…いやある意味それはいいかもしれないね。了解した。
その運はよくあるソシャゲのレアをガチャで引く確率をちょっと上げるって感じでいいかな?」
「ああ。運が良すぎても人生がつまらないんじゃ面白くないですし」
「君、さっきから敬語なくなっていってるから普段のままでいいよ?
それと、やっぱり楽しみたかったんだね? 男なんだね、君も」
微笑む美女の顔はまるで子供に向けているような笑みに見える。男=子供とかじゃないよな?いや、男のロマンは少年の心みたいなものだろうけどさ。
「さて、今の特典は確かに係員の人に送ったよ。これでお別れだ。
新たな人生にロマンが満ち溢れているといいね?」
ニコッと微笑むな。惚れちまうだろう畜生
――――まぁ、そうだな
「オレも、次の人生がそうであれば嬉しいよ」
「さて…時間だ。そろそろ君を転生する。目を瞑って、瞑想してくれ。そうすればすぐに終わる」
言われた通り目を閉じて、瞑想する……っとその前に
「なぁ、あんたの名前を聞いてもいいか?いつかまた巡り会えたらまたお礼を言いたいからさ」
そう言うと、何故か静寂が生まれる…え、もしかしてこれっきりだったのか?
そして、数分だろうか、綺麗な声から返事が来た
「ボクの名前は■■■。なに、知られることのない名前さ。
それと、また巡り会えたのなら、君の話を聞かせてくれ。楽しみにするから」
その言葉を紡ぐ声はどこか震えていて、なにかを隠しているようだ。だが、聞いたら野暮かもしれない。ならばここは素直に頷いて済ませよう。
―――――――これで、オレはアシリとの会談を終わり、転生を果たした――――――
―――――――――果たしたのだが……
「…え?」
気が付いたら周りは森で、雨が降っていた。
周りを見ても何故か自分のところに隕石が落ちたような跡だった。
だからか、周りの森はボロボロで若干火事になっている
…………え、つまりどういうことだってばよ?
後書き
いかがでしたでしょうか。
ちなみに女神はオリジナルです。あまり思いつかなったのでこのようなことになりましたが…
ぶっちゃけやりすぎた感がありますが、後悔はない。
さて、次回はマカロフと出会い、妖精の尻尾に行く話です。そして転生時の記憶とか消えてます←
いきなりの事態に、オリ主はどうするのか!?そしてオリ主の名前は…!!
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