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『故にヒトは...』

作者:零那
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『愛』



愛されることも
無かったなら
愛すことも
無いのは普通だ

なのにヒトは
くだらない
形の無い愛などを
捜し求めては
傷付き涙してく

愛なんてもの
必要とするから
歪んでくんだ
愛なんてものが
必要だから
だから憎しみまで
生まれてくんだ

そんなこと
解りきってる筈
それでも
求めてしまう愛は
どれほどの
価値があるのか

ヒトは生まれつき
愛を求める
生き物なのだろうか

せめて
産み堕とした
本人から
愛されてたなら
何か違って
いたのだろうか


 
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