進め!ブラックマジシャンガール!
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その日の夜、、、
ツカサ:「デュエルに勝ったし、
田中君たちと仲良くなれた…。
今日は良い日だった♪」
トントン、ガチャッ(母)
母:「ツカサぁ。そろそろ寝なさい」
ツカサ:「はぁい…いま寝るよ」
母:「明日は避難訓練みたいね。
逃げ遅れないように気をつけるのよ?」
ツカサ:「避難訓練で
逃げ遅れる人は居ないよお母さん」
母:「じゃあおやすみ。電気消すわよ?」
ツカサ:「うん…ねぇ母さん」
母:「なに?」
ツカサ:「……母さん、僕のジャポニカに
何か書いた?」
母:「ツカサのジャポニカに?
……何も書いてないわよ?」
ツカサ:「そっか……ならいいや。おやすみ」
母:「変な事言ってないでちゃんと寝るのよ?
おやすみ」
ガチャ(母退室)
ツカサ:「一体誰が書いたんだろ……」
ピッ(消灯)
ツカサ:「……明日起きたら、また書いてるかな」
1時間後、、、
ツカサ:「zzz……」
マジシャンガール:「よし、
主はレッツゴーしたわね♪」
エルフの剣士:「今日は早めの就寝だな」
リグラス:「主も疲れたのでしょう」
ソニックバード:「なぁなぁ、その
レッツゴーってなんなんだよ」
ホーリーエルフ:「ちょっと誰が
台所行って布巾持ってきてくれない?
ピザポテトの油が取れないの」
マジシャンガール:「みんな!今日は
お疲れ様!主もすっごく喜んでたわよ♪」
人喰い虫:「おいガール。明日は俺を
デッキの一番上に置くように書いとけ」
マジシャンガール:「インチキはダメよ?
フィールドに出るチャンスは
みんな平等なんだから」
ソニックバード:「今日は何だ。
また書くのか?」
マジシャンガール:「もちろん!せっかく
成し得た一勝なのよ?次も勝てるように
戦略を練ってあげるの♪それに、
さっき主が明日の準備で国語の教科書を
入れ忘れたから、みんなで入れてあげましょ?」
アックスレイダー:「ガールは主君想いだな」
ホーリーエルフ:「それ、ほぼ親じゃん」
ソニックバード:「教科書入れるって
難易度高くねぇか?」
リグラス:「ハードルが高いですねぇ…」不安
マジシャンガール:「みんなお願い!
でなきゃ主が明日、”火星に生命を探る”を
学習出来ないの!」
ソニックバード:「なんだよ
火星に生命を探るって」
マジシャンガール:「”火星に生命を探る”は
火星に生命を探るよ!
火星のお勉強をするのよきっと♪」
ホーリーエルフ:「んなの
勉強しなくていいじゃん。火星に
デュエリストがいる訳でも無いんだし」
マジシャンガール:「ダメよ!お勉強は
大事だもの!みんなが火星のお勉強してるのに
主だけ火星のお勉強出来ないのはダメ!」
アックスレイダー:「火星とは何だ?」
マジシャンガール:「太陽系第四惑星の事よ♪
地球に一番近い星なの♪その名のイメージ通り
赤い色をした星なんだけど、
火星が赤く見えるのは
地表に酸化鉄が含まれているからなの♪」
リグラス:「火星はどんな星なのでしょう」
ソニックバード:「畜生…ちょっと
火星を見たくなったじゃねぇか」
人喰い虫:「火星火星ってうるせぇなぁ」
エルフの剣士:「火星の話は置いといて、
とりあえず机に向かうぞ」
エルフの剣士が後押ししてくれたおかげで、
私達は主の机に向かった。
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