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進め!ブラックマジシャンガール!

作者:ドリ男
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14

その日の夜、、、

ツカサ:「デュエルに勝ったし、
田中君たちと仲良くなれた…。
今日は良い日だった♪」


トントン、ガチャッ(母)

母:「ツカサぁ。そろそろ寝なさい」

ツカサ:「はぁい…いま寝るよ」

母:「明日は避難訓練みたいね。
逃げ遅れないように気をつけるのよ?」

ツカサ:「避難訓練で
逃げ遅れる人は居ないよお母さん」

母:「じゃあおやすみ。電気消すわよ?」

ツカサ:「うん…ねぇ母さん」

母:「なに?」

ツカサ:「……母さん、僕のジャポニカに
何か書いた?」

母:「ツカサのジャポニカに?
……何も書いてないわよ?」

ツカサ:「そっか……ならいいや。おやすみ」

母:「変な事言ってないでちゃんと寝るのよ?
おやすみ」

ガチャ(母退室)

ツカサ:「一体誰が書いたんだろ……」

ピッ(消灯)

ツカサ:「……明日起きたら、また書いてるかな」


1時間後、、、


ツカサ:「zzz……」




マジシャンガール:「よし、
主はレッツゴーしたわね♪」

エルフの剣士:「今日は早めの就寝だな」

リグラス:「主も疲れたのでしょう」

ソニックバード:「なぁなぁ、その
レッツゴーってなんなんだよ」

ホーリーエルフ:「ちょっと誰が
台所行って布巾持ってきてくれない?
ピザポテトの油が取れないの」

マジシャンガール:「みんな!今日は
お疲れ様!主もすっごく喜んでたわよ♪」

人喰い虫:「おいガール。明日は俺を
デッキの一番上に置くように書いとけ」

マジシャンガール:「インチキはダメよ?
フィールドに出るチャンスは
みんな平等なんだから」

ソニックバード:「今日は何だ。
また書くのか?」

マジシャンガール:「もちろん!せっかく
成し得た一勝なのよ?次も勝てるように
戦略を練ってあげるの♪それに、
さっき主が明日の準備で国語の教科書を
入れ忘れたから、みんなで入れてあげましょ?」

アックスレイダー:「ガールは主君想いだな」

ホーリーエルフ:「それ、ほぼ親じゃん」

ソニックバード:「教科書入れるって
難易度高くねぇか?」

リグラス:「ハードルが高いですねぇ…」不安

マジシャンガール:「みんなお願い!
でなきゃ主が明日、”火星に生命を探る”を
学習出来ないの!」

ソニックバード:「なんだよ
火星に生命を探るって」

マジシャンガール:「”火星に生命を探る”は
火星に生命を探るよ!
火星のお勉強をするのよきっと♪」

ホーリーエルフ:「んなの
勉強しなくていいじゃん。火星に
デュエリストがいる訳でも無いんだし」

マジシャンガール:「ダメよ!お勉強は
大事だもの!みんなが火星のお勉強してるのに
主だけ火星のお勉強出来ないのはダメ!」

アックスレイダー:「火星とは何だ?」

マジシャンガール:「太陽系第四惑星の事よ♪
地球に一番近い星なの♪その名のイメージ通り
赤い色をした星なんだけど、
火星が赤く見えるのは
地表に酸化鉄が含まれているからなの♪」

リグラス:「火星はどんな星なのでしょう」

ソニックバード:「畜生…ちょっと
火星を見たくなったじゃねぇか」

人喰い虫:「火星火星ってうるせぇなぁ」

エルフの剣士:「火星の話は置いといて、
とりあえず机に向かうぞ」

エルフの剣士が後押ししてくれたおかげで、
私達は主の机に向かった。

 
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