インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
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第26話戦士たちの休み
千冬「任務完了、ご苦労よくやった…、と言いたいところだが命令違反とISの無断使用とまぁ色々あるわけだが帰ったら反省文が待ってるぞお前たち」
一箒セ鈴シャラ空「「「「「「「はい…」」」」」」」
専用機持ち達が帰還したが待っていたのは命令違反したためどちらかというとあまりよろしくない状況であった
千冬「外川は任務とこいつらの帰還の手伝い、さらに未確認機の撃破と捕獲とよくやった」
聖成「はい」
(しかし…、あのELS調べたが素材としては普通のものばかり…って事になると誰が作った…)
聖成は本部へ戻って来る際、氷漬けにしたELSを調べていた
驚くことにELS自体は変哲もなくそこらにある物質や素材であったけか
真耶「織斑先生そろそろその辺で…みんな疲れていると思いますし」
千冬「それもそうだな。各自、水を貰ったら医療班に見てもらえ」
そして一旦その場は解散された
鷹月「ねぇねぇ、どうだったの〜」
シャル「ダ〜メ、教えられない。別に教えてもいいけどそこ代わり監視が24時間付きっきりになるよ?」
鷹月「あ〜…それは嫌だな〜…。でもちょっとくらいは」
聖成とシャルロットが歩いている時クラスの女子が寄ってたかってきて任務の事についてを聞き出そうとしていた
シャル「ちょっとでもダメなものはだめなの」
谷本「ちぇ〜…。シャルロット、胸元が緩んでるよ〜」
シャル「////!?」
谷本に胸元が緩んでることを指摘され聖成に抗議の目を向ける
聖成「……谷本さん。シャルロットをからかうのはよしてくれないか?」
シャル「へっ?」
谷本「やっぱ外川くん気づいてたかぁ〜。ごめんね〜、ちょっと意地悪して見た」
実際はただ単にシャルロットをからかっただけであった
シャル「ご、ごめん、聖成。疑っちゃって…」
聖成「大丈夫だが今度からまず自分の身を把握してよ」
シャル「う、うん」
夕食の会場に行くともうほとんどの生徒がそこにいた
聖成は少しみんなとは離れた席に座るとその隣にシャルロットが座る
聖成「ん〜…疲れた〜」
シャル「まぁ、あれだけのことしたからね」
聖成「そうだ、《シャル》。この後、リヴァイヴ貸して修理しとくから」
シャル「わかったよ〜、どこでするの?」
聖成「外でやろうと思う、広いし」
前回の話でもそうだが時々聖成がシャルロットを呼ぶ時、呼び名が変わるのは理由があり
二人だけの時だけ《シャル》っと愛称をつけ、みんながあるところでは普通に《シャルロット》っと呼ぶようにしている
シャル「たしかに広いし風通しもいいからね」
そこに
空「お二人さんはここで食べてるのかよ」
転生者である空が来た
聖成と空は出会い方は最悪であったがあの後二人だけで話し合ったら意外にも意気投合してしまい今では時々新武器の案を出す仲になっていたがその話はまた別の時に
聖成「まぁな。ってかテメェ、俺特製のミーティアをよくもあんなに破損させたな。おい、修理する側のことも考えろや」
空「えっと、その…すいませんでした…」
聖成「強度を上げる必要が出たな…、あとでミーティアのデータを移せよな。修理と改修が終わり次第渡すから」
空「はい…ありがたき幸せです…」
シャル「ふふっ」
そんな二人を見てシャルロットも何やら安心したらしい
聖成(にしてもどうしたものやら…)
聖成はそう思い浮かべながら右腕の腕輪を見た
それは光沢のある灰色で一部青いラインが入っていた
これは紛うことなきあの福音である
あの戦いの後、聖成は零騎士を解除したら既に右腕についていたのである
調べたところなんと戦っていた最中の三次移行の状態であった
そのためパソコンには【銀狼の福音《シルバリオ・ルプス・ゴスペル》】と戦闘時の表記そのままであった
聖成(まぁ…使ってから考えるか)
シャル「聖成、どうしたの?」
聖成「ん?あぁ、なんでもないよ」
シャル「聖成がそういうんじゃぁいいけど、聖成も誰かを頼った方がいいと思うよ」
聖成「そうか?俺は今のままがいいんだがな」
シャルロットは聖成が少し無理をしていると思います心配をする
聖成「ご馳走さま。俺はパソコンとか用意するから先行くぞ」
シャル「うん、わかったよ」
そう言って聖成はその場を離れて部屋を出て行った
海岸にて浴衣で聖成の元に向かうシャルロット
聖成は自分の専用機のメンテナンスをしていた
聖成「ん?シャルか。そこにリヴァイヴ展開しておいてあとはこっちでやるから。そうだ、あと俺があげたブレスレットも貸してくれないか?そっちも手入れしとく」
シャル「わかったよ。にしてもこの工具よく持ってこれたね…」
シャルロットはリヴァイヴを展開しながら疑問に思ってることを発した
聖成「そりゃぁ、旅先でもメンテナンスは欠かせないからね」
シャル「聖成らしいね」
聖成「なんか酷いな…」
聖成は零騎士を待機状態にしてリヴァイヴの修理に移った
まず傷や武器の手入れをし始める
しかし聖成はスロットを見たら少し驚くそれは武器の多さであった
シャルロットは高速切替があり、武器を素早く切り替えることが可能であるのとそれを利用しあらゆる状況が来てもいいように大量の武器が入れていた
聖成「こりゃぁ時間かかるな…。シャル、終わったら呼ぶから来て…」
シャル「う、うん。わかった。でも無理しないでね」
シャルロットはそのまま旅館の方へと向かっていった
聖成「さぁてと始めますかぁ」
しかしそこからがある意味地獄であったのだ
数時間後
シャル「聖成〜、調子どうって…うぉ!?」
そこにはどっかで見た事があるような感じで真っ白に燃え尽きていた聖成がいた
聖成「やり尽くしたぜ…真っ白にな…」
シャル「ちょっとー!無理しないでねって言ったでしょう!?」
そう言いつつ聖成のそばまでよって来るシャルロット
聖成「一応、全部のメンテナンスしておいたから」
シャル「あ、ありがとう」
聖成はシャルロットにリヴァイヴを手渡す
シャルロットはないものに気づいた
シャル「聖成、あのブレスレットはどうしたの?手入れするって言ってたけど」
聖成「あぁ〜、あれか。シャル少し目を瞑っててくれないから」
シャル「こう?」
シャルロットは聖成に指摘されたとおり眼を閉じた
その瞬間シャルロットのある指に何かが巻かれる感触があった
聖成「開けていいぞ」
指に巻かれた正体は目を開けたらわかった
それは聖成がシャルロットにあげたブレスレットであったが問題は巻かれた場所であった
その場所とは
左手の薬指に巻かれていたのである
聖成「シャル、今はこれしかないがいつかブレスレットじゃなくて指輪をはめてやる」
シャル「えっ…」
聖成からの突然の告白にシャルロットは戸惑っていた
シャル「それって…どういう…意味?」
聖成「えっとだなぁ…///んーとだな…///」
聖成は赤面しながら頭をかじっているがやけくそになったらしく
聖成「だぁー!!!!俺は…お前のことが!好きだ!」
その瞬間シャルロットにとっては衝撃的すぎるせいか急に涙と一緒に今までの思いが溢れ出した
シャル「やっと…気づいてくれた…ウグッ…やっと気づいてくれた〜」
聖成「ど、どうした!?なんで急に泣いたりして」
シャル「聖成のせいだよ…ヒグッ…」
聖成(あぁ〜どうしたものだが〜)
泣いているシャルロットに対してどうしたら良いのかわからない聖成はあたふたしとある最終手段に出た
聖成「シャル、ごめん!」
シャル「ぐすっ…ん?ーーーんっ!?」
その最終手段とは口封じであったがただの口封じではなく
唇と唇の口封じ、いわば《キス》であった
聖成「ーーーんっ…んっー…どうだ落ち着いたか」
シャル「うぅ///余計にドキドキするぅ〜…しかも僕のファーストキス…」
聖成「ゔぇ!あぁ〜ごめん!」
シャル「でも…聖成なら…別にいいよ…」
それから少し話し合った
いつから恋をしたのか、いつから気がついていたのかなど
しかし聖成本人はシャルロットの事が好きだと気がついたのがついさっきなので
シャル「はぁ〜…あの戦いの時ね…」
シャルロットは溜息を吐いたが
直ぐさま笑顔に戻りシャルロットが不意打ちに
シャル「んっ////」
聖成「んーー!?!?////」
キスをした
おそらく先ほどの仕返しだろう
シャル「ふふっ。聖成、さっきの指輪の約束、絶対だよ!」
聖成「あ、あぁ〜、わかってるよ。しかしジルさんになんて言われることやら…」
シャル「お父さんなら大丈夫だよきっと。ねっ?」
聖成「んー…そうだな。そうだと信じておくよ」
二人は手を繋ぎ旅館へと戻って行った
時は既に帰りのバスにて
聖成とシャルロットは普通にしていた
そう何事もなかったのように
だが2人にとっては忘れられない事であったであろう
そこへある人物が来た
???「外川聖成くんっているかしら?」
声の方を見るとそこには長髪かつ金髪の女性が立っていた
聖成「俺ですけど…」
???「あなたがそうなのね」
聖成「まぁここで話すのはあれですから外で」
聖成はこの女性が何者なのかを知っていたため外へ出てから話すよう提案をしたが
この女性はあの銀の福音の操縦者のナターシャ・ファイルスその人であった
ナターシャ「わかったわ」
そのまま二人は外へ出た
聖成「こうして話すのは初めてですね、ナターシャ・ファイルスさん」
ナターシャ「そうね。それとありがとう、あの子の事」
ナターシャの言うあの子とはやはり福音の事である
聖成は腕に待機状態になっている福音を見て
聖成「大丈夫ですよ、こいつもこれから成長するんですから」
ナターシャ「ふふっ、そうね。本当にありがとう」
ナターシャはそのまま聖成に近づき唇を聖成に付けようとする
が…
聖成「ナターシャさん、それがもしファーストならとっといたほうがいいですよ。それに俺はすでに運命を共にする人を決めたので」
聖成がナターシャがキスをしようとするところに手を出し防いだ
ナターシャ「あら残念、あなたならいいと思ったんだけどなぁ」
そう言いつつもナターシャは笑顔になっていた
聖成「それでは自分はこれで」
ナターシャ「えぇ、わかったわ。頼んだわよ」
聖成「わかってますって」
聖成はそこままバスに乗り席に着いたが何処からか痛い視線を当てられていた
もちろんその正体はシャルロットであった
後書き
なんと早くも夏休みクラスメイトは実家にどんどん帰っていたがさて彼らの夏休みは一体どうなる!?
次回27話帰省
いや〜無理矢理感今回とあったなぁ〜
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