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『遺り続ける傷』

作者:零那
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『生』



夜が近づく
眠れない夜が
はじまる
地獄の夜が
迫り来る

逃げる場所は
何処にも無くて
助けなんて
在りもしなくて
恐怖に耐える
イタミに耐え続ける

大事なもの
そんなものは
何ひとつ無いって
思ってしまう

こんな僕を
抱きしめた君は
幻じゃ無いかって
思ってしまう

イタイ、苦しい
痛い、辛い、悲しい
虚しい、情けない
死んで楽に
なった方がマシ

そんな中で
君の存在
何とか支えに
生きてたよ


 
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