クソゲー シリーズ

この小説はゲームカタログwikiを参考にしています 

1、キャンペーン版 大戦略IIとは

同名のウォーシュミレーションゲームの移植作で、大戦略Ⅱの進化版に見えるが、実際はsuper 大戦略の進化系である。んで、何が進化したかと言うと、1、シナリオから成るキャンペーンモードの新設、2、航空機の武装交換、3、艦船ユニットの新設、4、間接攻撃の新設などである。このゲームの移植を行ったマイクロキャビンはsuper 大戦略の移植も行っている。

2、このゲームのおかしい点

・強すぎる…………おお

複数攻撃武器の威力が逝かれてる。複数攻撃とは、「爆弾」などの武器が地上兵器を攻撃すると、複数の攻撃判定があり、通常よりも威力が高くなるという物。これが表示される攻撃力の数倍を示すのである！！限度というのを知らんのか………以下に例を示す。

機関砲や、地上兵器の機銃では表示上では10%未満のはずである、だが、実際には複数の以上の兵器を破壊し、著しい時には5機以上破壊する。実は、表示される攻撃力が10%を超えると全滅の可能性があるのだ。対空ヘリ、対空砲、これの砲撃を地上兵器が受けると大変である。
こういう結果になると、戦車や対地上ミサイルをもつ兵器が使いづらくなる。戦車は地上戦が得意とか、戦闘機は地上戦が苦手とか、戦略げーにはこんな感じの役割があるはずだが、おかしな結果が起きる事により、その役割がメチャクチャになってしまったのだ。なお全移植作にもこんな仕様はあったのだが、ここまで効果は無かった。

・次々と出る不具合

まず関節攻撃が時々外れるのだが、その分の経験値が高確率で狂う、FがAになるなら嬉しいが、レベルアップした場合、レベルが下がる場合があるのだ。
次に、経験値が高い部隊が低い部隊を攻撃すると、高い部隊が先に攻撃出来るシステムがある、このシステムはもちろんこのゲームにも有るが、実際は戦闘画面がおかしくなるだけで、発動していない結果になる。

同盟というシステムが今回から追加された、同盟国同士では交戦する事なく、都市から補給が来たりする。そして、同盟国の部隊を攻撃すると同盟破棄になり、攻撃側のフェーズは終了し、同盟国領土にいた部隊は破壊される、説明書にもそう書いてある。が、破棄以外なにも起こらないしそもそも領土という概念はこのゲームには無いのだ。

・カッチカチでゾックゾックする戦闘

戦闘になると以下の手順で進んで行く。
画面が切り替わる→兵器の一枚絵→アニメ画面→発射→ドカーン！
この全ての過程でロードが起こる、特に酷いのが兵器の一枚絵。
前移植作では固まる事は無かったし、グラフィックが上がった訳でもない

・その他色々

コンピュータ操作の飛行機が一切武装を交換しない、対空はまあいいとして、対地上の爆撃機でさえも交換しない。
AIがバカ、状況に対応せず自分の作りたい物を作っている。
はっきり言って評価出来る点はマップ画面のグラフィックぐらい。

3、このゲームのその後

おかしな戦闘結果、不具合多数により「未完成品」と言われても仕方ない出来で、前移植作よりはるかに酷い。またどっかの雑誌のレビューでは、レビュアーの対象外なのかデタラメな点数がつけられており、このゲームは地雷となって発売されてしまった。 

お久