| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千七百三十七話  アメリカのことを言えない

第六千七百三十七話  アメリカのことを言えない
 イギリスはアメリカや中国の肥満のお話を聞いていつも三時に楽しんでいるティーセットを飲み食いしつつ言いました。
「ったくよ、あいつ等何やってんだよ」
「そう言う兄さんも」
 すぐにイギリスもご自身の妹さんにどうかという目で見られつつ言いました。
「最近太ってきてるわよ」
「えっ、俺もかよ」
「ええ、食生活の関係で」
「俺そんなに太るもん食ってるか!?」
「栄養バランス悪いから」
「味はよく言われるけれどな」
「あと今のも」
 ティーセットもというのです。
「甘いものばかりで」
「紅茶に砂糖入れてかよ」
「お菓子三段だから」
 見ればケーキやエクレアやら一杯甘いお菓子があります。
「それを毎日よね、そして夜はエール」
「酒もあってか」
「太ってきてるから」 
 何とイギリスもでした、見れば妹さんに太ってきていることを言われて愕然となっています。人のことは言えない状況にも。


第六千七百三十七話   完


                   2017・12・19
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧