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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》

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第23話協力と支援

どうしてこのような結末になってしまったのだろうか
そこにはボートから担架へ乗せられる一夏の姿があった
体には大きな傷ができており、本人は意識がない
箒は何故かリボンがなく、申し訳ないような顔をしていた

そして一夏の周りには心配する者達がいた

まずどのようにこうなったかというと
アメリカの実験機体、銀の福音=シルバリオ・ゴスペルが暴走をしたと報告が政府からあり、その対処を依頼されたが
福音のスピードは速く並みのISでは追いつかないのことだが箒の姉、篠ノ之束曰く第四世代の紅椿にはパッケージが必要なく福音に追いつけるほどのスピードが出るらしい

それにより迅速に尚且つ効率よく任務を終わらせるために相手のシールドエネルギーを直に削ることができる一夏とそこまでの運用として箒が抜擢された
途中までは作戦は良かったものの問題が起きた

それは戦闘区域内に密漁船がいたのであった
IS学園は先頭区域内の船には全て退避するようにと連絡はしたらしいが密漁船は御構い無しにその場にいた
それにより一夏はその船を守りながら戦ったが箒は「ほっとけ」と言ったらしい
しかしそのような討論をしている時に福音が箒を攻撃したがそこを一夏が庇い海に落ちた

結果今にいたる

専用機持ちも状況変化があるまで待機となり、箒は砂浜で海を見ていた

鈴「あ〜あ、何よその落ち込んでますってポーズは」

そこに現れたのは鈴、セシリア、シャルロット、ラウラ、空、聖成であった

鈴「一夏が落ちたのって結局あんたのせいなんでしょ?」

箒「・・・・・」

箒は黙って下に俯いた

鈴「全く…ふざけんじゃないわよ!やるべきことあるでしょうが!戦わなくてどうするの!」

箒「私は……もうISを…使わない…」

その瞬間、鈴は手を振ろうとしたが聖成により止められた

鈴「聖成!あんたなにすんのよ!離しなさいよ!こいつには一発食らわせてやらないと!」

聖成「落ち着け、鈴。篠ノ之、IS使うのは個人の自由だ…、だが使わないならとっとと部屋に行って怯えてろ、この臆病者」

箒「なにっ!」

箒は聖成の発言にムカッきたが…

聖成「当然のことを言っただけだ、少なくとも俺の知ってる篠ノ之箒はこんなところな諦める奴じゃなかった気がするが…」

箒「じゃ、どうしろと言うんだ!相手の位置もわからないまま!分かっていたら私も戦いに行くぞ!」

箒は心の中にたまっていたものをすべて吐き出した

聖成「それならな」

聖成はラウラの方を見た

ラウラ「福音はここから30キロ当たりの場所にステレスモードになっているらしいが、流石に光学迷彩はなく衛星からすぐに見つかった」

鈴「早いわねぇ〜、って事で作戦たてるわよ」

その場で作戦会議が始まったがとある一言でとんでもない開幕を迎えた

聖成「言っとくが俺は参加しないからな、反省文とか嫌だし」

全員「えっ?ハァァァァ!!???」

すごいハモリである

鈴「あんた!本気で言ってんの!?」

セシリア「そうですわよ!」

全員からの総ツッコミである

聖成「理由としては誰かあいつの様子を見るんだよ、ないとは思うがあいつか無理言ってまでもお前たちの援護しに行くってなった時座標とか誰が教えるんだ?」

箒「そ、そうではあるが!」

聖成「安心しろ、協力はしないとは言ってないだろ」

聖成は電子パネルを展開してその場で何やらうち始めた

聖成「シャル…ロット、セシリア、あと原井。IS展開したらこっちに来い、渡すもんがある」

セシ空「渡すもの?」

3人は半信半疑で聖成の近くに行きISを展開した
そして電子パネルから出ているコードをISにつないだ

聖成「まず、セシリアからパッケージをダンロードしていくぞ」

セシリア「わかりましたわ」

電子パネルをうつスピードが速くなったそれも束よりも早く

聖成「よし、完了。展開してくれ」

セシリアは聖成の指示どうり、追加されたパッケージを展開した
その姿はブルーティアーズの両肩に二つずつ合計4機の四角いホルスターが追加されており中にはライフルらしきものが入っていた
同様に腰から出ているパーツが左右に展開しこちらは5機ずつ合計10機展開してそれも同様ホルスターの中にはライフルらしきものが入っていた
もともとブルーティアーズのビットが付いているユニットになにやら丸い物が左右に1個ずつ追加されていた

セシリア「聖成さん、これは一体?」

セシリアからの疑問を聖成はシャルロットにパッケージをダウンロードさせながら答えた

聖成「それはガンダム00に登場する機体ガンダムサバーニャのGNライフラビットとGNホルスターだ。それぞれがライフルが全部ビットになっていてホルスターの方はライフルから出る弾丸を当てることによって拡散や凝縮して狙撃したり又はシールドとしても扱える」

セシリア「で、でも私はこんなに操作はできません!」

聖成「そのためのユニットにつけたハロだ」

セシリア「ハロ?」

セシリアはハロと聞いて疑問しかい頭になく理解ができなかったが
突如ユニットの方から

緑ハロ《ネライウツゼ!ネライウツゼ!》

赤ハロ《ミダレウツゼ!ミダレウツゼ!》

セシリア「キャッ!もしかしてこれが…」

聖成「それがハロだ。頼んでおけばビットの操作はそいつらがやってくれる。そうすればお前は射撃に集中できるだろ」

セシリア「なるほどですわ!よろしくお願いしますわね、ハロさん」

緑赤ハロ《リョウカイ!リョウカイ!》

聖成「おしっ!シャルロットも終わった」

そうしてシャルロットも追加されたパッケージを展開した

リヴァイヴの姿は両腕にガトリングが付いたシールドが2つずつ装備され、足にはハンドグレネード装備されていたが
もっとも目が引くものはバックパックであり
まず2挺のバズーカが縦に装備されその隣には足と同じハンドグレネード、腕についているガトリング付きシールドが一つ、大型ブースターが二本装備されていた

シャル「これはまたすごいねぇ…」

聖成「おうよ。これはガンダムUCに出てくるユニコーンガンダムの装備でそれを装備したユニコーンの名をフルアーマーユニコーンガンダムって言うんだが今はいいとして…。腕についているのはシールドにビームガトリングが装備されて武器を持ってなくてもそのまま狙撃ができる、それに大型ブースターは切り離しが出来るから、切り離した大型ブースターを撃てばそのまま誘爆して相手に巻き込めるぞ。そして新たなシステムとして《New Type Deathtroy System》通称《NT-D》を追加した、それを使えば脳波を受け取って機体が思ったように動くようになる。そしてフルアーマーユニコーンには第3形態ってのがあってそれはND-Tを発動しながら全パーツをパージしてできる。それによりビームガトリング付きシールドがシールドファンネル…、ビットのように扱えることが可能になる。その時元々のリヴァイヴのバックパックに戻すことをお勧めする、そうすればさらに機動力が上がるからな」

シャル「わかったよ」

聖成「そして最後に…原井、お前のだが今回の戦闘のカギとなる…」

空「な、なぜだ?」

空は聖成の言葉に疑問を持ち、質問をした
それは聖成から衝撃的な発言が帰ってきた

聖成「お前に付けたパックは…ミーティアだ」

空「なっ!み、ミーティア!?お前っ、世界バランス崩す気か!」

鈴「な、なによ!?そのミーティアってやつそんなにやばいの?」

空「あ、あぁ…。その武装は収束火線砲を2門、対艦ミサイル発射管を77機、高エネルギー収束火線砲、ビームソード4本を搭載している」

ラウラ「なっ!?そんな武装…、下手したら国一つ簡単に…」

聖成「あぁ、国一つ滅ぼすことなんて容易だぜ」

空(こいつ本当に転生者じゃないのか?この技術、もう人間じゃねぇぞ…)

聖成「それで原井にはミーティアで全員の運搬をしてほしい、そうした方がみんなのシールドエネルギーの消費を抑えることができる」

空「そういうことか…、わかった」

聖成「それじゃ、あとは頼んだぜ…」

鈴「それじゃぁそれぞれ準備出来次第出撃よ!」

全員「「「「「おう!」」」」」 
 

 
後書き
準備完了、出撃をした箒一行は福音の襲撃に向かう
その後聖成の忠告を無視してきた一夏
しかし彼らに待ってたのは
次回24話翼をもがれたものは狼となる 
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