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ヘタリア大帝国

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58部分:TURN6 北京星域会戦その四


TURN6 北京星域会戦その四

「第六世代すらも超えた凄い戦艦が開発中らしい」
「第六世代も超えた」
「名前だけは決まっている」
「その名前は」
「大和だ」
 それがだ。その開発中の戦艦の名前だというのだ。
「その大和がだ」
「開発されそうしてですか」
「次の連合艦隊の旗艦になるらしい」
「いい名前の艦ですね」
「そうだな。俺もだ」
「東郷さんも楽しみにされてますか」
「ああ。この長門もいいがな」
 その大和もだというのだ。
「期待している」
「そうですか。やはり東郷さんも」
「ああ。しかしその大和を見るのもな」
「まずはこの戦いに勝ってからですね」
「戦わないと生き残れない」
 東郷はこの現実も日本に話した。
「だからこそな。戦いそして勝って」
「そのうえで、ですね」
「生き残ろうか」
「それでは」
 日本も東郷の言葉に頷く。二人の話が一段落したところでだ。
 秋山がだ。こう二人に話してきた。
「今回の作戦ですが」
「俺の今の作戦でどうだ?」
「はい、いいと思います」
 秋山は東郷の言葉に静かに応えた。
「あのままで。ただ、です」
「変更する部分はあったか」
「そうです。第一世代の艦艇も入れていて」
 魚類や動物の艦艇だけではなくというのだ。今の日本帝国軍は。
「索敵能力、艦艇速度も速いので」
「それを考慮してか」
「より機動的な作戦にしてみました」
「それで一体どんな作戦だ?」
「はい、こうなっています」
 秋山はここでその作戦計画を書いた計画書をだ。東郷に出したのである。東郷もそれを読みそのうえで秋山に対してこう言ったのだった。
「成程な。俺の計画より動きが速いな」
「はい、中央突破とその後の回り込む速度をです」
「速くしたか」
「今の艦隊速度や索敵能力では可能と思えましたので」
「それでだな」
「その通りです。如何でしょうか」
「戦いは迅速であれ」
 東郷は秋山にこう答えた。
「それならな」
「いいのですね」
「いいと思う。ただしな」
「ただしとは」
「問題は統率だな」
 東郷が次に問題にするのはこのことだった。
「艦隊全体の統率だが」
「一部艦隊が突出しない様にですか」
「むしろ一部艦隊をあえて突出させてみるか」
「というとまさか」
「田中の艦隊は第一陣に置こう」
 彼の艦隊だった。まずは。
「攻撃力と艦隊速度を考えてな」
「あえて突出させますか」
「そうだ。変に後ろや横から出てもらうよりはな」
「あえて先頭に立たせますか」
「それに今の田中は前より少し慎重だ」
 このこともだ。東郷は見抜いていた。
「だからだ。ここはあえて田中を第一陣に置こう」
「そうされてですね」
「戦う。それでいいな」
「わかりました。それでは」
「そしてですね」
 ここで日本がまた言ってきた。
 
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