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ヘタリア大帝国

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167部分:TURN16 南京沖会戦その九

167部分:TURN16 南京沖会戦その九



TURN16 南京沖会戦その九

 田中は先頭に立ちだ。部下、即ち仲間達に叫んだ。
「よし、突撃だ!」
「へい提督!」
「そうしてですね!」
「敵を確実に仕留めろ!」
 これが彼の指示だった。
「いいな、確実にだ!」
「了解!」
「わかりやした!」
 彼の仲間達も妙にガラが悪い。やはり族の様だ。
 だがそれでも彼等は勇敢に敵軍に向かいだ。そしてだった。
 敵艦隊に接近して鉄鋼弾を放ちだ。敵艦を仕留めていく。
 敵艦は次々に被弾し真っ二つになり炎に包まれ宇宙の塵となっていく。日本帝国軍の水雷攻撃はここでもかなりの強さだった。その水雷攻撃でだ。
 中帝国軍はその数を大きく減らした。日本軍の水雷攻撃が終わった時にはだ。
「全軍の損害が一割に達しています」
「敵のミサイルと水雷攻撃によって」 
 部下達がランファに報告する。
「まさか。一瞬で、です」
「ここまで減らされるとは」
「ええ、わかってるわ」
 ランファは苦い顔でその報告を聞いていた。
 そのうえでだ。こう言うのだった。
「けれど。凌いだわね」
「はい、何とかですが」
「それはできました」
「それなら。今度は小魚の攻撃が来るけれど」
 だがそれもだというのだった。
「その後でよ」
「反撃ですね」
「ビームで」
「残った艦艇で敵の全軍に一斉射撃よ」
 今度は彼等がだ。一斉射撃を行うというのだ。
「いいわね。まずは小魚を凌ぐのよ!」
「了解!」
「わかりました!」
 中帝国軍の面々はガメリカ式の敬礼で応える。そうしてだった。
 日本帝国軍の小魚の攻撃も耐えた。その瞬間にだ。
 今度は彼等が一斉射撃に移った。それに対してだ。東郷もこう命じた。
「こちらも撃つぞ」
「正面からですね」
「そうだ、全軍一斉射撃だ」
 今度は敵軍に向けてそうするとだ。モニターの台湾兄に答える。
「敵のビームに向かってだ。いいな」
「それでは数が足りない分です」
「こちらが不利だというんだな」
「そうです。ましてやガメリカ軍の兵器のビームは強力です」
 このことについてもだ。台湾兄は言及した。
「ですあkら。それをされても」
「いや、それでもだ」
「それでもですか」
「敵の攻撃の威力を軽減する。そしてだ」
「そしてですか」
「すぐにまたミサイルを放つ」
 ビームの応酬の直後にだ。そうするというのだ。
「わかったな。それではな」
「わかりました。では」
「全軍一斉射撃だ」
 こう命じて。そのうえでだった。
「亀を持っている艦隊はそれに頼れ」
「バリアですね」
「それに」
「そうだ。あのバリアなら相当なビーム攻撃も凌げる」
 水族館の中からだ。そういった生き物も出して来て艦隊に加えているのだ。
「頼れるものは頼れ。いいな」
「バリアもですね」
「それも使いますか」
「使えるものは何でも使うんだ」
 東郷はこうした考えも持っていた。勝つ為にだ。
「だから頼れ。いいな」
「了解です。では」
「バリアも使いましょう」
 こうしてだった。日本帝国軍は亀のバリアも使ってだ。まずは中帝国軍のビーム攻撃に大した。確かにそのビームの威力は軽減させた。自分達の一斉射撃で。TURN16 南京沖会戦その九

 田中は先頭に立ちだ。部下、即ち仲間達に叫んだ。
「よし、突撃だ!」
「へい提督!」
「そうしてですね!」
「敵を確実に仕留めろ!」
 これが彼の指示だった。
「いいな、確実にだ!」
「了解!」
「わかりやした!」
 彼の仲間達も妙にガラが悪い。やはり族の様だ。
 だがそれでも彼等は勇敢に敵軍に向かいだ。そしてだった。
 敵艦隊に接近して鉄鋼弾を放ちだ。敵艦を仕留めていく。
 敵艦は次々に被弾し真っ二つになり炎に包まれ宇宙の塵となっていく。日本帝国軍の水雷攻撃はここでもかなりの強さだった。その水雷攻撃でだ。
 中帝国軍はその数を大きく減らした。日本軍の水雷攻撃が終わった時にはだ。
「全軍の損害が一割に達しています」
「敵のミサイルと水雷攻撃によって」 
 部下達がランファに報告する。
「まさか。一瞬で、です」
「ここまで減らされるとは」
「ええ、わかってるわ」
 ランファは苦い顔でその報告を聞いていた。
 そのうえでだ。こう言うのだった。
「けれど。凌いだわね」
「はい、何とかですが」
「それはできました」
「それなら。今度は小魚の攻撃が来るけれど」
 だがそれもだというのだった。
「その後でよ」
「反撃ですね」
「ビームで」
「残った艦艇で敵の全軍に一斉射撃よ」
 今度は彼等がだ。一斉射撃を行うというのだ。
「いいわね。まずは小魚を凌ぐのよ!」
「了解!」
「わかりました!」
 中帝国軍の面々はガメリカ式の敬礼で応える。そうしてだった。
 日本帝国軍の小魚の攻撃も耐えた。その瞬間にだ。
 今度は彼等が一斉射撃に移った。それに対してだ。東郷もこう命じた。
「こちらも撃つぞ」
「正面からですね」
「そうだ、全軍一斉射撃だ」
 今度は敵軍に向けてそうするとだ。モニターの台湾兄に答える。
「敵のビームに向かってだ。いいな」
「それでは数が足りない分です」
「こちらが不利だというんだな」
「そうです。ましてやガメリカ軍の兵器のビームは強力です」
 このことについてもだ。台湾兄は言及した。
「ですあkら。それをされても」
「いや、それでもだ」
「それでもですか」
「敵の攻撃の威力を軽減する。そしてだ」
「そしてですか」
「すぐにまたミサイルを放つ」
 ビームの応酬の直後にだ。そうするというのだ。
「わかったな。それではな」
「わかりました。では」
「全軍一斉射撃だ」
 こう命じて。そのうえでだった。
「亀を持っている艦隊はそれに頼れ」
「バリアですね」
「それに」
「そうだ。あのバリアなら相当なビーム攻撃も凌げる」
 水族館の中からだ。そういった生き物も出して来て艦隊に加えているのだ。
「頼れるものは頼れ。いいな」
「バリアもですね」
「それも使いますか」
「使えるものは何でも使うんだ」
 東郷はこうした考えも持っていた。勝つ為にだ。
「だから頼れ。いいな」
「了解です。では」
「バリアも使いましょう」
 こうしてだった。日本帝国軍は亀のバリアも使ってだ。まずは中帝国軍のビーム攻撃に大した。確かにそのビームの威力は軽減させた。自分達の一斉射撃で。

 
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