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ヘタリア学園

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第六千六百三話  この髪型もいけるか

第六千六百三話  この髪型もいけるか
 スロバキアは思い詰めてきた風に見えるフランスに提案しました。
「ちょん髷とかモヒカンとか辮髪にしたらどうかな」
「かえって薄毛を誤魔化せるっていうんだな」
「モヒカンだと前からきた場合問題だし辮髪だと後ろからだとまずいけれど」
 それでもというのです。
「こうした髪形の方が目立たないんじゃないかな」
「ちょん髷も月代だしな」
 一番心配な前を剃ります。
「だからいいか」
「どうかな」
「ああ、確かに禿は隠せるな」
 フランスもこのことは認めます、ですがそれと共にスロバキアに対してこうも言ったのでした。それも深刻なお顔で。
「しかしそうした髪形って今は奇抜過ぎてな」
「出来ないね、やっぱり」
「禿になるより凄いだろ」
 そうした髪形の人の方がというのです。
「むしろな」
「じゃあ無理だね」
 確かに薄毛は隠せることは事実ですがそrでもというのです、奇抜な髪型の方が問題だというのです。


第六千六百三話   完


                   2017・10・12
 
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