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ヘタリア学園

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第六千五百九十一話  遺伝が怖い

第六千五百九十一話  遺伝が怖い
 日本の野球の人のお話にもなりましたがスロバキアはあらためてイギリスを見てそうして言うのでした。
「遺伝って怖いよね」
「また上司の上司の人達のお話かよ」
「いや、お兄さんと弟さんにね」
 弟さんもどんどんきています。
「お父さんにお祖父さんもだから」
「ああ、実は三代なんだよ」
 イギリスも嫌々認めます。
「髪の毛のことはな」
「やっぱり遺伝するんだね」
「そうみたいだな」
 今度は深刻なお顔で応えたイギリスでした。
「お兄さんはお母さんそっくりの髪質で絶対に大丈夫って思ってたらな」
「二十代で一気にきたからね」
「俺もあれは見ていて怖かったな」
 まさかと思っていただけにです。
「横浜の監督さんと同じだけ言われてるからな」
「あの人は日本さんのところだけだから」
 イギリスの上司の上司のお家の人は世界です、二十代できてしまったことを世界中から言われるのも酷なことですが。


第六千五百九十一話   完


                  2017・10・6
 
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