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ヘタリア学園

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第六千五百七十九話  不愉快ではあった

第六千五百七十九話  不愉快ではあった
 カエサルさんのお話が出るとローマ帝国の孫であるイタリアとロマーノが来てチェコ達に言ってきました。
「そのお話俺も知ってるけれどね」
「有名だろこの野郎」
「カエサルさん実際に不愉快だったそうだよ」
「祖父ちゃんが言ってたぞ」
「それでも兵士の人達に咎めなかったんだね」
 スロバキアはカエサルが一切そうしなかったことに想いを馳せました。
「流石に器が大きいね」
「よく怒る人がいますわ」
 チェコも言います。
「禿の女ったらしなぞと言われましたら」
「試しに馬鹿委員長の馬鹿兄弟の上司に言ってみたらわかるな」
 こんなとんでもないことを言ったフランスでした。
「あの黒電話みたいな髪型で気付きにくいけれどな」
「あっ、あの人もきてるね」
 スロバキアも気付きました。
「お父さんもそうだったし」
「あそこでそんなこと言ったら粛清だろうな」
 髪型を笑うだけでもそうなるかも知れません、そう思いますとカエサルさんは本当に偉大な人でした。


第六千五百七十九話   完


                 2017・10・1
 
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