ヘタリア学園
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第六千五百七十五話 鬘の復活は
第六千五百七十五話 鬘の復活は
よく鬘はフランスで発明されたと思われていましたが実は古代エジプトからありました、その鬘についてフランスはチェコ達にお話しました。
「元々上司の上司の人が被ったのがはじまりだったんだよ」
「ルイ十三世さんでしたわね」
「三銃士に出て来るあの王様で」
「ああ、あの人の髪の毛が薄くてな」
ここでこのお話になりました。
「隠す為に被ってそこから流行になってな」
「あの頃皆さん髪の毛を剃ってまでして被ってましたわね」
チェコもその時のことを思い出しました。
「男の方は」
「だから薄くても問題なかったんだよ」
「そうでしたわね」
「息子さんも熱病でごっそり抜けたしな」
「それ俺の上司の上司の人もだったぞ」
イギリスもここで鬘のお話に参戦しました。
「エリザベス一世さんな」
「あの人もかよ」
「鬘だったんだよ、そのせいで」
熱病で髪の毛が抜けたせいでそれを隠していたのです、ルイ十四世もエリザベス一世も鬘を被っていたのです。
第六千五百七十五話 完
2017・9・29
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