| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千五百五十二話  道頓堀を見て思うこと

第六千五百五十二話  道頓堀を見て思うこと
 イギリスはお店の窓のところから道頓堀を見ました、夜で今はただ夜の灯りをきらきらと反射させているだけですが。
 お昼の道頓堀を思い出してです、こう大阪に言いました。
「あの汚い場所に飛び込むとかな」
「ないでっしゃろ」
「どういうノリだよ」
「嬉しいからです」
「阪神優勝がか」
「はい、ほんまに」
「まあ魅力のあるチームだな」
 イギリスも素直に認める程です。
「勝っても負けても華があってな」
「それで優勝した時どんだけ嬉しいか」
「だから喜びのあまり飛び込むんだな」
「そうですわ」
「後で病気になってもおかしくないだろ」
 そこまで汚いです、確かに。
「どれだけ熱狂してんだよ」
「また優勝したら飛び込みますわ」
 そうしたファンの人達です、幾ら汚い川でも飛び込んでしまうだけの喜びが優勝にはあるというのです。


第六千五百五十二話   完


                  2017・9・16 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧