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ヘタリア学園

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第六千五百四十二話  化けものでも

第六千五百四十二話  化けものでも
 イギリスは大阪が阪神タイガースにも大谷投手みたいなチート選手をと藤浪投手に注目したのを聞いてこう大阪に言いました。
「確かに藤浪投手はいいと思うけれどな、俺も」
「けれどな、ですか」
「制球難を何とかしてな」
 そしてというのです。
「また復活してくれればな、ただな」
「ただ、ですか」
「阪神の敵は相手チームだけじゃないだろ」
 ここでこのことを言うイギリスでした。
「魔物とケンタッキーのおっさんと怨念もいるだろ」
「そこでその話します?」
「実際にそれで毎年負けてるからな」
 ここぞという時にです。
「そう考えるとだよ」
「化けものが阪神におってもですか」
「じゃあ何で二リーグ制になって一回しか日本一になってないんだよ」
 戦力的には充分な状況であってもです。
「そのシリーズの内容だってな」
「それは言わんといて下さい」
 大阪はここであの33-4だのスタンカ投手の二日連続完封を思い出しました、そして2014年の抗議の横での日本一の胴上げも。どれも凶悪なトラウマです。


第六千五百四十二話   完


                 2017・9・12 
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