| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千五百三十四話  三度逆転負け

第六千五百三十四話  三度逆転負け
 雨の日の第三戦、阪神はまたしても負けました。ロシアはその敗北の状況を見て大阪に言いました。そのお顔はかなり引いたものです。
「魔物さんとケンタッキーのおじさんと怨念が出張してきてるよ」
「うわっ、ほんまや!」
 大阪も彼等の姿をはっきりと視認しました、マツダスタジアムの三塁側の後ろにそれぞれ巨大な姿を見せています、
「怪獣かいな!」
「相変わらず彼等は働き者だな」
「恐ろしい位に勤勉ある」
 アメリカも中国も引いたお顔になっています。
「道理で敵にミスがあっても負ける筈ある」
「この三試合の広島は本調子じゃないとも思えたんだけれどな」
「あいつ等何で甲子園から自由に行き来出来るねん」
 本拠地でも祟りまくっていますが。
「それもこうした時期一番元気や」
「そういえばそうだよね」
 ロシアはまた大阪にお話しました。
「彼等この時期一番元気だよね」
「いよいよペナントを決する時やってのに」
 そうしていつも阪神の優勝の邪魔をします、彼等は今年も大活躍で広島に優勝の為の貴重な三連勝をもたらしてくれました。


第六千五百三十四話   完


                    2017・9・8 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧