| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千五百二十八話  一ノ谷では

第六千五百二十八話  一ノ谷では
 トルコは日本がかつて一緒にいた義経さんの戦いについて調べてそのうえで日本に対して言うのでした。
「僅か六十騎でだったんだな」
「はい、平家の城に奇襲を仕掛けまして」
「それで勝ったんだな」
「物凄い山地を踏破しまして」
 それこそ鹿が進む様な場所をです。
「そうして勝利を収めました」
「よくそんなことが出来たねい」
「トルコさんも船を山に進ませましたが」
「いや、これも凄いぜ」
 鵯越もというのです。
「神戸のあの険しい山を馬で、だからな」
「そこに義経さんの凄いところがあったのですが」
 しかしと言う日本でした。
「あの戦いもありまして」
「かえって頼朝さんに睨まれてだな」
「後で追われることになりました」
「まあ兄弟喧嘩は何処でもあらあな」 
 トルコのかつての上司の人達はもっと凄かったです、それこそ一人だけ残して後はという有様でした。


第六千五百二十八話   完


                  2017・9・5 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧