ヘタリア学園
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第六千五百二十六話 桶狭間とか
第六千五百二十六話 桶狭間とか
トルコは日本でかつてあった桶狭間の戦いについて日本に首を傾げさせながら聞くことがありました。
「信長さん当時尾張一国の主だったよな」
「そうなりました」
「それで出せる兵は二千だけだったのかい?」
二千の兵で二万五千の今川軍を奇襲して勝った戦いとされています。
「確か尾張ってかなり豊かな国だったよな」
「はい、当時から」
「それで二千しか出せなかったのかい?」
「あちこちの砦に兵を置いていまして」
それはどうしてかをお話する日本でした。
「美濃の斎藤さんとも仲が悪く」
「そっちにも兵を割いていてか」
「当時信長さんの手許にある兵は少なかったのです」
「そういうことだったのかい」
「はい、そして今川さんが桶狭間で休憩を取ることも」
その奇襲を仕掛けた場所です。
「気候の状況も把握していたので」
「計算し尽くしての攻撃だったんだな」
「奇襲というよりは」
そうして勝ったのです、兵が少なくても地の利や気候を使えば勝てるのです。
第六千五百二十六話 完
2017・9・4
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