| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千五百八話  玉屋と鍵屋

第六千五百八話  玉屋と鍵屋
 ロシアは脚本家さんに周りの日本の人達が花火が打ち上げられる度に言う言葉について尋ねました。
「玉屋と鍵屋って何かな」
「そのことか」
「うん、お店かな」
「おう、察しがいいな」
 脚本家さんはロシアのその言葉に笑顔で応えました。
「花火のな」
「お店なんだ」
「そうさ、どっちもな」
「そうだったんだね」
「ああ、まあ今は鍵屋はないけれどな」
「玉屋さんはあるんだね」
「それで今も花火作ってるんだよ」
 こうロシアにお話します。
「江戸時代からな」
「古いお店なんだね」
 ロシアは脚本家さんのお話を聞いて納得しました。
 よく玉屋鍵屋といいますがそこにはちゃんとした理由があります、お店の名前であるのです。


第六千五百八話   完


              2017・8・26 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧