魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY
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2部 KOF
1章 開催
KOF開催まじか
あれから平穏な日々が過ぎ俺自身もこちらの生活になれたりやなのは達とエアメールをしたりして9月の中旬を過ぎ去った。
俺はというとアメリカの母国語ではない学校の一番上のクラスにいたりする。
そりゃそうだ
日本人は俺しかいないのだが初めは興味津々だった学童も今ではあまり興味がないようだった。
改めてなのは達の精神年齢はすごく高いと思っていたりする。
俺はというと、学校で遊んでいるより、タン大人の家に遊びに言ったりして
中国拳法って奥深いと感じたりしていた。
ジェフ・ボガードさんの名前を聞いて、
あの時士郎さんの会話に出てきたボガードさんが
タン先生の愛弟子であり、テリーとアンディの養父だと聞かされた。
世間は狭い
たまにリリィ・カーンさんと街であったりしてお茶したりするぐらいで、俺としてはそろそろ決めないといけない時期がやってきた感じ
ただいま自分の部屋
[ティアどうしようね]
[綾様、KOFですか]
[うん、出るとしたら大人モードだけどね]
[この世界の人たちは魔法を使わずにあんなことが出来るのですか?]
[多分出来るんだろうね。ざっと調べたところ超能力もあったり忍者が国家資格であったりするからなぁ。俺も基本何でもありなんだけどさ]
[そうですね。何故悩んでいるんですか?]
[出たい気持ちはあるんだけどさ、なんか厄介ごともやってきそうで、多分テリーたちとギース会長に因縁があるんだと思う。参加したら巻き込まれるんだよな]
そんな会話をティアと思念通話をしながらTVを見ていた
サウスタウンのTVはKOF関連の話題ばかりだ
そして今優勝候補の総集編がやっていた。
ギースは第1回優勝者でそれから出場しておらず
今回で10回目のメモリアル大会らしい
優勝候補筆頭は
前年度優勝、歴代優勝回数最多
棍棒使い”歩く人間凶器”ビリー・カーン
リリィさんの兄貴ね
前々年優勝
プロレスラー”覆面のラフファイター”ライデン
その他にも
元ムエタイ王者”狂乱のムエタイファイター”ホアジャイ
確かジョー兄に負けた人だ
ボクサー”次期世界王者とうわさされた男”マイケル・マックス
急遽参戦で西アメリカ格闘チャンピオンのテリー・ボガード
中国拳法の達人 タン大人
カポエラの伝道師 リチャード・マイヤー等が紹介されていた。
各優勝候補選手のVTRが流れてきて
棍棒が回転するわ
毒霧はくわ
肉体強化というぐらい向上するわ
こぶしで経つ巻き起こすわ
テリーは気の力で気功波見たいのを出すわ
タン先生は巨大化するわ
まぁティアがびっくりするのもわかる
[出るのはかまいませんが、制御させてもらっても良いですか]
[リミッターっていうやつ]
[はい何処に管理局が潜んでいるかわかりませんから
要点はSSSからDランク
シールド削除
再生不可となります]
[了解、大人モードと肉体強化のみってわけね]
[はい、それでもエントリーはするんですか]
[初日のみ飛び入りが認められるから飛び入り参加かな。
それまでは悩んでみるよ]
KOFルール
もともとはストリートファイトだったので特定の戦闘場所はなし
選手達が会ったらそこから競技スタートという
普通とは違った大会である
大会
2開戦から飛び入りは許されないが
初日は許されている
場所は出島でもある
イーストアイランド全域
金額は日本円にして1億
格闘大会にしては異例というか以上の賞金金額でもある
そして大会は明日に迫っていった。
本日は軽く練習をして
格闘技をしていると
母親は少し心配みたいだ
まぁおんなの子が格闘に目覚めたのなら
大概は心配するのは当たり前ってやつだよね
俺は翌日
イーストアイランド
サウンドビーチに来て
いた。
ここには
黒人でボクシンググローブをつけている男が立っていた。
誰も来ない
それもそのはず誰が好き好んで
次期世界王者筆頭といわれた男に勝負をかける馬鹿は居ないと思う
俺は大会員の近くにより
この大会は女性も出て良いのかと聞くと了解を得た
「どうもチキンばかりのようだな。腰抜けばかりだと俺も楽でいいがな」
「ミスター私と一戦いかがかな?」
「女が出る幕じゃないぜ、
どうしてもというのなら、夜の一室なら何回でもファイトしてやるぜ」
「戦いに男も女もないと思うけれど、
あぁ元の栄光のみの男には女と戦って負けるのが怖いのね。
そのためのお誘いかしら」
俺がそういうと
挑発に乗ってくれたみたいだった。
「そこまでいわれちゃ戦ってやるよ、
そして俺様が強いことが分かったうえでその後も楽しもうぜ」
「本当、戦闘者は男性ホルモンが高いから仕方ないけれど、
もっとスマートに誘えないのかしら?
私より弱い男には興味ないけどね」
「ボクサーが地上最強の男といわれる意味を知らないといえるな」
「さ~てと熱いリップサービスが終わり
そろそろ試合初めとしましょう」
大会役員からマイクでそう言われた。
「ちょっとまって」
「今さら怖気づいたのかよ」
「一分だけよ」
俺は観客の方に行き賭け屋を見つけなけなしの100ドルを自分に賭け
そして俺は空中宙返りをして元いた場所に戻った
「お待たせ」
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