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ヘタリア学園

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第六千四百四十三話  夏なので

第六千四百四十三話  夏なので
 ドイツ妹はお豆腐や湯葉のお料理を食べながら日本妹に尋ねました。
「坂本龍馬さんも京都にいたわね」
「はい、そして京都でお亡くなりになっています」
 このことはかなり有名なことです。
「残念なことに」
「お亡くなりになる時に」
「軍鶏鍋ですね」
「あれを食べようとしていたそうだけれど」
「京都は生ものがなかったので」
 それで、だったのです。
「そうしたお鍋を食べていましたが」
「それで今は」
「夏ですから」
 季節の関係でした。
「そちらは食べないです」
「そうなのね」
「冬に来られれば紹介します」
「楽しみにしているわ」
「はい、寒いので美味しいです」
 その軍鶏鍋もです、坂本龍馬さんは一説によるとお亡くなりになる直前このお鍋を食べようとしていたそうです。


第四千四百四十三話   完


              2017・7・24
 
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